七夕の国 最新最終絶対考察 これって本当に傑作なの? はい、傑作です。
「これを褒めてる人たちって、本当に面白いと思ってるの?」 「SNSで問い詰めたいけど『低学歴』『理解力0』とか煽られたら嫌だなぁ」 「沢山のレビュー見たけど、どれもこれもスーパーシンキングエンド扱い・・・ちゃんとした答えを出せこの盲目クソ信者どもめ! 貴様らこそネットを蝕む寄生虫!」 そんな御方のために解説します。 ざっくり言うと 「田舎って良いよね」 そんな物語です。 ●カササギ善い奴説 劇中ではボロクソに罵られてるカササギ星人ですが、実は良い奴らなんです。 良かれと思って超能力を授けたんです。 では、この観点から物語を振り返ってみましょう。 ▲文明なんてゴミ 劇中における文明は『悪いもの』として描かれています。 連載された1996~1999年が主にアジアにとってどういう時代かを知っていると、劇中における就職の重みや、絶望感が分かると思います。首なし人間のエピソードとかもそうですが、未来が良いものとして描かれていません。 人間の文明なんてものはどんなけ栄えてもゴミの海。 これが岩明せんせ・・・カササギが言いたいことなんですね。 カササギは丸神の地に住む人々だけは救ってあげたい。 そう考えて超能力を授けました。 ▲文明に対抗する二つの能力『窓を開く』『手が届く』 手が届く能力は使い方はともかく、文明に対抗できる圧倒的なパワーですね。 で、窓を開く能力。 怖い夢を見るやつです。これもね、文明に対抗する能力なんです。 怖い夢のせいで丸神の里は開拓が進みません。 ゴルフ場も出来ません。 田舎のままです。 日が沈んだと思ったら稜線からもう一度、太陽が覗くような地域ってその・・・悪い言い方になってしまいますが、暗いですよね? 「半日村」って昔話を思い出しました。 『山が高いから日照時間が短い。作物が育たない。山を削ろう。日照時間が長くなる。村が栄える。やった!」という物語です。 でも丸神の里は栄えません。 山をあの形に維持してるから。 つまりですね、怖い夢のおかげで田舎なんですよ。 文明に対抗してるんです。 カササギのおかげで田舎が田舎でありつづけるんです。 ● 「つまりこれは窓ではなく、玄関だったのではないか?」(頼之) どこへの玄関なのか? 劇中で明示されること...