2018年10月11日木曜日

「ロンリースターイズナビ」「モレナ朗読」 384話の人気嘘バレ

 カチョウ死亡後の回です。
 今週は嘘バレが多く、優秀なものばかりでしたね。全部というわけにはいかないので2つ、コピペさせていただきます。

384 体系(システム)投稿日:2018/10/11(木) 11:44:22.44 ID:Bute24+Ma
や~ん素晴らしかったわ~と晩餐会の余韻に浸るタイソン
好機だな とオラーウ
オラーウの念能力“猿の惑星”(2001年宇宙の旅)
小さなロケットを飛ばして当たった相手を操作する 離陸から着陸までの時間は相手のオーラと思考力に大きく左右され更に着陸時航行軌道上に別の対象や物体が存在した場合ロケットは不時着する
航行中のロケットはオラーウが何も考えていない状態である限り術者以外には一切見えない
ミッドナイト・メイキングと呼ばれる儀式にイズナビにも来る様促すタイソンに対してロケットが大きく急進する
イズナビ「王子」
「大変失礼ながら」
タイソンの念獣の目玉が大きく見開いている事に気付いたイズナビが考察を巡らす
「…ロッカーとは孤独な星(ロンリー・スター)の元に産まれた憐れな逸れ烏(ストレイ・レイヴン)なのです」
タイソン「!!」
「声に全宇宙の魂を込めるには夜の静寂には群れる事なく独り爪と牙を研ぎ済まさねばならない」
「憎しみや愛とかにオモチャにされる事なく!快感なんてそこにしかない!ぶち壊さなきゃいけない自分がいるんです!」
「それが私の宿命(サダメ)なのです」
興奮のあまり失神するタイソンに従者が駆け寄る
タイソンの念獣が見えなくなる
ロケットの進みが遅くなりオラーウは小さく舌打ちする
ジュリアーノ「パネーっすイズさん 未来の国王っすね」
イズナビ「阿呆か」

第六王子は手中に収めたも同然ですな
明日午前中にはオラーウのロケットが“着陸”するでしょうとバルサミルコ
宗教家で楽天家 最も警戒され難いであろう第六王子なら他の王子に接触するのも比較的容易い
二人程道連れにさせられれば上出来


1007号室
叔父が襲撃に遭った、とルズールス
「愛猫の飼育ケージを開けた途端手を刺された 中には骸と化した猫が横たわっていて親指程のサイズの男が逃げるのを見たそうだ これも念ってやつか?」
バショウ「違いねえな」
「厳重な警護を敷いたアジトの中に突然現れたというのなら恐らく空間移動に類される能力者だ んで親指程のサイズの人間ってのが確かなら本人のサイズを変更出来るのか相手の視覚や光の屈折率に干渉するとかなのかそもそもただの人形なのか」
「その能力自体そいつ自身のなのか別の奴のなのか…まあ空間系はコスパ微妙だし別の奴の可能性が高い」
そうか、まあ大事なのはそこではねぇよ、とルズールス
ルズールスは不思議な力が存在する事自体は母ドゥアズルによって知っていた
ドゥアズルは念能力者らしい
「叔父の言葉を遣うとよ 肝心なのは均衡(バランス)なんて簡単に壊れるってこった」
「継承戦は2つの体系(システム)に守られていた」
バショウ「過去系か」
ルズールス「1つ目の“マフィアによる第1層の不可侵化”は崩れたも同然だからな 1週間にして親玉が傷付けられてちゃ時間の問題だろ 現状掠り傷とはいえな」
バショウ「そして2つ目は壺中卵…か」
ルズールス「厳しいか?」
バショウ「一念能力として見た場合強力なんてレベルじゃねぇ 神サマなんて信じちゃいねぇが そいつに愛されまくった才能の持ち主が全生命を掛けてもこれ程のシステムを生み出せるかは正直疑問だ」
「でけぇモンが関わってるんだろうぜ 大量の人間とか莫大な時間とかその両方か もしくは」
(暗黒大陸 か)
ルズールス「そうそう1つ目の穴に関してなんだが」
「親指男は他のシマのヒットマンってセンが濃厚なんだがよ それとは別で幻影旅団って奴らが叔父達と手を組んでてよ」
バショウ「そいつは俺の仕事の料金体系に深く関わる話だな」

聴取に対してセンリツは、キーニ自身に言われた通り、彼は娘の事故死によって精神に異常をきたしており、少女二人に娘の面影を見て完全に狂ったのだと話す
キーニの妻子の事故死や心療内科の通院歴が確認され、今回の一件はキーニ単独による王子誘拐及び殺害事件として処理される
BW号に寄り添う様に漂っていたボートの中から発見されたカチョウの死因は心臓麻痺によるショック死と見られる
従者「性格は名実共に気高い王家の御令嬢そのものでした 勇猛で質実剛健かつ大胆不敵 他を一切寄せ付けない圧巻のカリスマ」
「それだけに強烈な悪意を抱いた悪党の突然の出現にはこの上ないストレスを抱かれた事でしょう」
「潮荒れ狂う大海の気候も王室育ちの高潔な御心身にはさぞかし毒であったに違いません」
「おいたわしやカチョウ様」
従者の心音を聞いて微かに顔をしかめるセンリツ
(今の所分かるのは第十王子の念獣が本人の死後に現れ恐らく第十一王子を守る能力であった事 生前の性格を鑑みるに納得のいく結果かしら)
(そしてどうやら霊体の姿が見えていたのは第十王子が第十一王子にとって害にならないと判断出来た人物(今の所あたしのみね) 第十王子自身の意志が宿っているのは確か でも何れにしても貴女は姉の死を確認しなければならないし)
笑顔のフウゲツを思い出す
(それを受け入れる為の時間とか言ってる状況でも無いのよね)
(教わってもらうわ 生き抜く為の力を…!)
カチョウがセンリツを見て頷いた絵
1010号室が封鎖された為セイコの元へ向かおうとするセンリツの元へダンジンが来る
ダンジン「協会員のセンリツだな」
「ボス直々のスペシャルオファーだ」
「君を第四王子の警護に任命する」

(選評)鯖スレ(5ちゃんの『ジャンプ打ち切りサバイバルレース』スレッド)に作品掲載順が貼られた直後ということと、この完成度、多くの方が本物だと信じました。イズナビの暴走がそれっぽいのが高評価につながったと思います。
 現在の本バレはトリップ付きで登場する通称ラクッペ氏が投下するので、ガチで騙せるかとなると、なかなか難しいところでしょうね。


384 不毛(投稿日:2018/10/10(水) 18:06:18.42 ID:h9SF4L+wp)
晩餐会会場の舞台袖で両手で顔を覆うセンリツ
センリツの演奏で意識が飛んでいた人々が、我に返って行く

海上に浮いている救命ボート
海面に無数の手が現れBW号に引き戻す

本を読み耽るエイ=イ一家組長モレナ
モレナ『どのように・・・一体いつから、人々は』
モレナ『権力諸関係において機能しているのは戦争であり・・・中断することのない闘争が平和を動かしており』
モレナ『市民秩序とは基本的に戦闘秩序である、と思うようになったのか』
巨大なモニターに映る暗闇に蠢く生物らしきもの
モレナ『機会を・・・』
別のモニターに映るマチ
モレナ『的確にとらえることと迅速であることとは』
別モニターの相変わらず食堂にいるフランクリンと、その周りに立つ三人の人物(後ろ姿)
モレナ『大将たる者の最高の特質である・・・』
別モニターの通路を歩くクロロと看護士(シズク?)
モレナ『・・・とか言ってみる』

マチの周りに突然現れるボクシングのリング
モレナの部下ピット(長髪のヒゲの男)の能力、『蒼き碌で無し(ファイト・クラブ)』でお互い強制絶状態で殴り合うことに
マチはルールを言おうとするピットを容赦なく殴り倒しストンピングを続ける

食堂でモレナの部下、犬のお面『チル』ツートンカラーの髪『ナリナ』バンダナにくまどりの『バスタ』がフランクリンの前に立つ
条件を飲めば、ヒソカ探しの力になるとの誘いに「必要ねえ」と断る
ナリナが念能力で自分を撃ってみろと挑発
フランクリンが睨みつけるとナリナの後ろで犬のお面を外して行くチル
「俺の顔をみろ~」

モレナ『何も考えずに、ゆったり、ボーッと大空を飛び続けたいと思う人もあるだろう』
『しかし、燃料には限りがある。やがて燃料切れの墜落が待っているだけだ』
『「人生に目的はない」とか「人生の目的が分からない」と言いながら、とにかく生きている姿は、目的地を知らぬまま飛び続けている飛行機と同じである』
『何かで気を紛らわそうと、はしゃいでみても、どこかから、得体の知れない不安がわいてくるのは、そのためである』
『着陸できる空港が存在しないと分かれば、絶望あるのみ』
『どうして、暴風雨に耐えて、頑張って飛び続けることができようか』
モレナ『・・・ちょっと』
モレナ『何言ってるかわかんない』(見開きでモレナのバック火山噴火)

BW号上空で念の龍に乗るイルミ、カルト、ゼノ
カルト「上から入れんのかな」
やれやれ顔のゼノ

やっぱ野球好きだわ俺。バット衝動買い。〈義博〉

(選評)嘘バレと分かっていても読ませるのはセンスというものでしょうか。5ちゃんで評価される嘘バレの条件として、端的に状況を書き連ねるというのがありますね。

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