のりかわ少年探偵団 漫画フェイクドキュメンタリーQC:4 感想・考察
新感覚の漫画に驚いたので、取り急ぎ解説させていただきます。
YouTubeで好評を博しているモキュメンタリー「フェイクドキュメンタリーQ」の漫画展開の最新話です。
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以下、ネタバレとなります。
失踪した漫画家の遺作をAIで解析するという内容です。
劇中で翻訳されてる以外の部分をAI:Gemini様に聞いてみたんですが、思ってたのと違う回答をもらいました。
ケシカスくん(コロコロコミック)で使われた楔形文字風のカタカナだそうです。
| フェイクドキュメンタリーQ 漫画 QC:4 |
AI:Geminiによる、異変後の翻訳になります。
1ページ目
「事件は解決」
2ページ目
「現場検証中につき立入禁止」
「証拠物発見」「犯人はこの中に……」
「事件発表」
3ページ目
「おまえはもう、しんでいる」
「おまえはアホか」
「サツガイしてやる」
「おまえはアホ」
「カス……こ」
(探偵「僕の揺さぶりに引っ掛かったな!ペロ刑事犬!」)
「おまえはウソツキだ」
「おまえは真実を言っていない」
4ページ目
「こんにちは」
「調子はどうだい」
「私は元気だ」
「それは良かった」
(探偵「これにて事件解決!」)
「キミ、シュメール語が話せるの?」
「少しだけ」
「すごい!」
「もっと教えてくれる?」
「いいよ」
「ありがとう」
5ページ目
「ハゲ」
「カス」
「お前はバカか」
「お前はアホや」
「おまえは、しんでいる」
「お前はアホか」
「この漫画はもう終わりだ」
「さよなら」
以上です。
トゲトゲ言葉が多いものの、ギャグ漫画としては普通ですね。
そして、なぜか劇中で解析した以下の結果は得られませんでした。(上記で2ページ目としている部分です)
| フェイクドキュメンタリーQ QC:4 |
世間はクリスマスだというのに、こういう謎解き要素に喜々としてAI様に頼るボクのような者を想定して仕掛けてきたわけですよ?
普通に読んでハイおしまいで良いのに、Gemini翻訳との違いに「更なる謎があるかもしれない…?」という考察無間地獄に陥るように。
「これがフェイクドキュメンタリーだ!」という声が、何処かから聞こえたような気がしました。
劇中翻訳は、「スワナに続け」など、伊庭原さんが独自調査で何か謎を追っているかのようなカンジですが、AI翻訳はそうではありませんでした。
ギャグ漫画をまんま訳しているだけであり、作者の伊庭原さんが失踪したことで「この漫画は終わり」「さよなら」のやりとりに意味があるように見えるというものです。
家がゴミ屋敷になったということで、何か恐ろしいモノに呪われて狂ったという風に考えることも出来ますが、ぼくは違うと思います。編集さんとのやりとりに精神の異常性は感じられません。シュメール風文字は変ですが、AI翻訳は健全な内容です。
これらが示すものはですね……伊庭原さんは棒人間に進化したんです。
「しぬまでギャグ漫画を描き続けたい」というのも、もう一般的な人間として生きることは出来ないから、しんでいるという解釈が成り立ちます。
このように考えると最後のページの遺影も、何やら誇らしげに見えてきませんか?
人間なんてどこまでも下らない生き物です。伊庭原さんは人間から脱皮して、汚い地球から去り、シュメール人の美しき故郷二ビル星へと旅立ったんです!
ハッピーエンド!! めでたしめでたし!!
以上、ご覧いただきありがとうございました!
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