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イルミカルトの狙いは厄災アイを宿すこと。アルカからキルアを取り戻せ!!

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 ますます展開が読めない王位継承戦ですが、こういうときは視点を変えてみると何かが分かるかも?  というわけで、イルミ視点で今後の展開を考えてみました。 ■ 謎多きイルミの搭乗  まず最初に、 イルミ=ヒソカの変装と無いとします。 「ドキテク+陰」で騙せるかもしれませんが、ヒソカにメリット無いんですよね。野生の火竜は堂々と散歩してるし、本に探査能力を積んでたら即バレるだけなので。 ・言葉の通り、ヒソカと婚前契約をした。死が2人を分かつまで。 ・ビジネス(その1)。ホイコーロ王族(ナスビ含む)のいずれから「困った」「助けて欲しい」という趣旨の連絡を受けての、常連客向けの特別忖度殺人サービス。 ・展望デッキに居たのは、第一層へ壁伝いに移動が出来るかの検証をしていた? ・独房のシャワーを浴びてみたい(これは牛に却下される)  ・・・これだけでも忙しいクルージングですが、何かが足りない。ビジネス(その2)があるとしても、それでも足りない気がします。 ♥ イルミはキルアを愛してる ♥  かつて針を刺してたこと、木偶にするのも厭わない等、「キモいを通り越して怖い」「俺の知ってる愛と違う」という意見が多いと思いますが、イルミなりにキルアを溺愛してることは誰もが認めることかと思います。   イルミとカルトにとっての敵は今も『アルカ(ナニカ)』  選挙編のゾル家相関図で カルトはアルカに嫉妬している となっています。  弟カルトの目的に関しては諸説ありますが、ここでは カルトはキルアをアルカから取り戻したい ということで話を進めます。母親からの依頼の可能性も込みで。  ただ、キルアを取り戻す道は劇中の何よりも厳しいです。  スイッチ神速キルアルカナニカと戦ってキルアを生かす形で勝つというのは、うーん・・・無理ゲー? 飛車角落ちどころのレベルではない。ひょっとして暗黒大陸からリターンを持ち帰るよりも厳しい・・・? ■ ナニカに勝つにはナニカ。イルミ、暗黒大陸へ。  どんな無理でも叶えてくれる霧状生物アイなら大丈夫です。  そしてアイなら、既に性質を把握しているので攻略の目処が立ちます。 1.暗黒大陸の南南西へ向かいイルミかカルトがアイを宿す。 2.六大陸に戻り、パプを見つける(ジン曰く、パプは人類領域内にも居る)。 3.キ...

幻影旅団とクラピカの共闘の可能性。パクノダの死後念【考察、予想】

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 旅団はその気になれば一層に行けるということで、クラピカと旅団の再接触が現実味を帯びてきました。  再会したらどうなるのでしょうか?  まず、相互利益関係を見ていきましょう。 一、旅団「ヒソカどこー?」→ クラピカのダウジングチェーンで一発。 一、クラピカ「継承戦を膠着状態に持ち込んだが安心できない。下層で事件でも起きて荒れればなぁ・・・」→ 荒らすことにかけては世界一の幻影旅団。   クラピカと旅団はWin-Winの関係を築けますね。  旅団側はヒソカの安否、乗船の有無にかかわらず、お宝ゲットという目標もあります。  お宝にはツェリの緋の眼が含まれているので、クラピカは旅団と関わらざるを得ません。旅団側としても 最凶最悪のチェーンジェイル は無視できません。  これらを踏まえて現時点(2018/03/27◆379話)でのトレード成立条件を考えてみました。   クラピカが旅団の盗賊行為を黙認する。ヒソカの味方をしないと約束する。ヒソカの情報を提供する。その代わり、旅団はワブルとオイトを『誘拐』という形で保護をして下船する。後日、盗品から緋の眼をクラピカにプレゼント。  うーん完璧、大団円ですね。  ・・・でも、こんなトレード成立するほど旅団とクラピカの関係は良かったかな? 何年も前だし忘れちゃったよ。  おさらいしてみましょう。 ◆ クラピカ(before)  まずはヨークシン以前のクラピカの旅団に対する印象です。  あーこれは絶対に許さないやつですね。 追憶編は重い、あまりに重い 。重すぎます。これはもう復讐しかありません。 ◆ 旅団(before)  ではウヴォーが復讐されたことを知った旅団はどうでしょう。  うわー クラピカめっちゃ恨まれてます。 これはもう殺し合いですよ。不倶戴天の敵、和睦なんて絶対に無いわー。 ● 転機 ●  双方ギリギリの駆け引きが続き、状況が変わります。 パクノダ です。  『結果』から見ると、 死後の念じゃないけど、それに近い何かが発動した かも知れません。ではその『結果』を見てみましょう。 ◆ クラピカ(after)  優先順位が緋の目>蜘蛛に変わりました。追憶編の重さを考えると、大きな進展ですね。  緋の目コンプリートするまでは、少なくともクラピカからは旅団に手...

フランクリン悲しみのぼっち飯・・・!てゆーか旅団編だこれ!!【ハンターハンター379話感想考察】

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 クロロ「ヒソカの首を獲ってこい・・・!!」(377話)  かーらーのー食堂待機!  そりゃ他の客は動揺しますよ。どうしてビジュアル系リーダーの命令を聞かないのとか、あの量で腹は満たされるの、とか。  『ヒソカから喧嘩売ってきたんだから待ってりゃいいじゃん』という多数の読者の声を体現してくれたフランクリンですが、 岸辺 イットクにステーキ見せつけられたりと笑い・・・じゃなくて哀愁を誘います。  そしてフィンクスフェイタンノブナガの仲良しトリオの珍道中はとうとうフロアボス部屋に辿り着いたという、 幻影旅団編 の様相を呈してきました! ◆ 合理的で冷静なフランクリンから見る幻影旅団という組織  ヨークシンで分裂しそうな時でも、皆を納得させた上で最良の策をとったイケメンフランクリン。副団長視するのは私だけではないと思います。  組織は副将次第と言ったのは蔵馬でしたっけ。  ヒソカ待機という最適に思える選択肢を選びましたが、だーれも乗っかってきません。  団長を含めて常に自由。  良くも悪くも 旅団は組織ではない ということですね。 ◆モレナの能力は船内限定? 船外には行かないというセリフを勘ぐり。 ルイーニ―の能力が何やら、脱獄を企む囚人みたいだなと思いました。牢獄に隠し通路を作ってコソコソと何かをしている。でもそれが看守にバレたら駄目という何やら可愛げのある縛り。行ったことのある場所限定ですが『建造中に第一層に立ち入りしたことがある』という可能性も無きにしもあらずでしょうか。  それと、 ルイーニーって死体を運べるみたいだけど、生きた人間と同行できるの? 出来るとしたら何人?  気になりますね。  あとモレナの『恋のエチュード』ってヤバイ能力ですよね。ロヒンギャやシリアの難民の報道を見てると・・・・ねぇ? 口には出来ない不謹慎なことを考えてしまうわけですよ。なので、船内限定の制約かモレナに重い誓約が課せられてるかも、と思ったりしました。 ◆舌なめずり・・・ これはエロ要員!!!!!  モレナ一家のカシュー。  冨樫先生の舌なめずり描写といえばビゼフ長官を思い出します。 要するに性欲描写です。  捜査側、つまり ミザイとカシューの情事が期待されます!  国王軍も捜査側? 知らないな―。 ...

レベル表記による指標採用か? 急がれるモレナの解析、考察。テータの傷の真相【ハンターハンター378話感想】

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 全読者の念願と言っていいでしょう・・・   ノブナガの円が炸裂しました!!  やった!!!  ただ4メートルの円から一瞬で消えることが強いかというと、うーん・・・どう反応すればいいの? フィンクス、フェイタンのようにスルーが優しさなのでしょう。GIの頃から仲良いですねこの二人。  そしてレベル表記ですよ。  キャラ多すぎ、念能力者多すぎ、なんかよくわかんない。  そんな一般読者に優しい指標となると予想します。あと二線の傷で気になることが・・・。 ● モレナ=プルード 能力名:恋のエチュード(サイキンオセン)  モレナ(メンバーゼロ)の唾液を通じて発症者(メンバー)が増殖していく(モレナを含めて最大23名)  発症者(メンバー)は人を殺すと レベルが上がりオーラの総量、威力が増していく。  レベル20を超えると独自の能力が発現する。  レベル100に達するとその発症者(メンバー)も0患者(メンバーゼロ)となり独自の感染集団(コミュニティ)を形成できる様になる  一般人はレベル1、(念)能力者はレベル10上がる。 王子を殺せばレベルが50アップ 。  唾液なら別にキスする必要無いのでは? インスタントラヴァーと違うでしょ――なんて野暮なこと言うのは禁止です。 ◆恋のエチュードは、他の誰かから感染したものなのか?  モレナ固有の能力だと思います。  王位継承戦まで能力を秘密にして温めていたとか、そんな感じで。  バレたら対策されるのが念能力ですからね。二十万の贄でレベルカンスト余裕でしょうか。レベルキャップがあるかどうか分かりませんが。  感染源が別に存在する可能性もありますが、ただその論拠は、レベル100に達したら0に転生するというのだったとしたら、それオーラの総量もリセットされるのか、とか色々と分かりづらかったり・・・。王子殺害ボーナスを後付けの制約と誓約によるものと見ても、うーんどうでしょう。 ◆『レベル』という分かりやすい強さ。  バトルが無い展開で、強さの見える化というのは冨樫先生にとっても悩みどころだと思います。  クロロ(たち)を野生の火竜とか、ハルケンたちのパーティフォームが最強クラスと表現しても、ちょっと伝わりづらい。   そこでレベルですよ。  感染者から準レギュラーを出して、そいつに凝なり、独自能力...

「ツベッパ入浴! 七瀬ふたたび」今週の人気嘘バレ

嘘バレは誇るべき文化である。 今週も数多の嘘バレが投下され、そして情報の海に消えていきました。 通称「七瀬ふたたび」(2018/03/15(木) 18:04:54.65) No.378 指示 1011号室 フウゲツ(わかったことは3つ…!!) フウゲツ(①入り直すことは出口の蓋を閉めなければ可能) フウゲツ(②出口の蓋を閉めてしまうと不可能…) フウゲツ(そして③出口の蓋を閉めると入り口の扉も消える…!!) フウゲツ(本当は出口側から入り口側の場所を変更できるかも調べたかったけど…) フウゲツ(今日はここまでかな…) フウゲツ(…でもこの魔法(チカラ)は使える!! カーちんを救える!!) フウゲツ(ありがとう神様…どうか…どうか私たちを…) 祈るフウゲツ。目の前に扉が現れる フウゲツ(!!!) フウゲツ(また出た…!! どうして…?) フウゲツ(一日一回じゃないとすると…魔法が使える時間が決まっている…?) フウゲツ(それとも移動距離によって回数が変わるのかな…?) フウゲツ(…考えてばかりいても仕方がない!! 一つ一つ試していかないと!!) フウゲツ(今度も出口は入り口の横!!) 中に入るフウゲツ。通路を進み蓋を開ける フウゲツ(…あれ?) フウゲツ(ここは…廊下!? どういうこと!?) フウゲツ(とにかく見つからないうちに戻らないと…) ベレレインテ「ハーイ」 穴から顔を出すフウゲツを覗き込むベレレインテ フウゲツ「!!!!」 ベレレインテ「ごめんなさい驚かせるつもりはなかったんだけど…」 ベレレインテ「あなた 第11(フウゲツ)王子ね」 ベレレインテ「大丈夫アタシはあなたの敵じゃないわ どちらかといえば味方よ」 ベレレインテ「それはあなたの能力?」 コクリと頷くフウゲツ ベレレインテ「それは昔からのもの?」 フウゲツ「…違うわ…昨日から…かな…?」 ベレレインテ(おそらく念獣そのものの力か強い念にさらされたことで発現した能力…!!) ベレレインテ「"念"のことは知っているかしら?」 首を横に振るフウゲツ ベレレインテ「そう…なら知っておいたほうがいいわ アタシが教えてあげる」 フウゲツ「?」 4日目 AM6:45 1005号室 入浴するツベッパ 脱...

【まさかのシズク生存】旅団集結!これは全員で暗黒大陸入りか?【ハンターハンター377話感想】

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 妙に美々しいクロロがなんか笑えますね。  あとカルトも何か明確なモデルが居そう。  そして シズク生存 ですね。まーさーかーの、ですよ。  てっきりね、暗黒大陸編に向けた万能キャラクター処分祭りでヒソカに殺されたものと・・・。  コルトピほどじゃないけど、毒を吸い出す、最後に吸い込んだもの(輸送用の巨大な箱もイケる?)を吐き出せす等、有能ですからね。現在の物語軸であるクラピカ(クルタ族)との絡みも無い、旅団後期メンバーだし。  メタ視点ばかりで申し訳ないですが、ラブリーゴーストライターも消えてますからね。そんな冨樫先生に消されなかったということはですよ?   シズクは最終巻の最終話まで生き残る。  そう断言して良いと思います。思っとけ。 死ぬと宣言することで死亡フラグ回避 ◆?? 「ネオンは生きてる!」  ただ『ネオンが死んだ』と断定するのは早いかもしれません。 クラピカは部下(リンセン)に『ボス』と呼ばれていますが、肩書は若頭となっています。そしてクラピカは新能力を習得したばかりです。 クロロの栞の『新たな厄介な制約』が、ネオンにスチールチェーン(イルカ)を刺すことで奪い返す隙を与えたかも?  実質的なボスはクラピカで、肩書としてのボスは変わらずネオンである。  よって、ネオンは生きてます。  ・・・うん、書いてて何やら生きてる気がしてきた!! ◆真実味を帯び始めたベレレインテ=変装したヒソカ説  最初は『デカいから』『語尾が💛でヒソカっぽい』と冗談交じりに言われていたヒソカ説ですが、どうも笑えなくなってきた感があります。色々とありますが・・・   ベレレはマラヤームの念獣のせいで自由行動が可能になった。   これはトリックスターの活躍フラグではないか? そう思えてなりません。 ◎旅団はそのまま仲良く暗黒大陸の旅へ  旅団は第一層まで楽々行けるけど、行かない。  ベレレ=ヒソカかどうかはともかく、テレビを見ないヒソカも船には乗ってると思われる。  イルミもあからさまに怪しい。   でもバトルは無い気がします。  なんというかですね・・・死んだのがシャルトピだけで他は生きている、特にシズクが生きてるのが個人的に衝撃すぎて、なんかもう逆に誰も死なないと思えてきました。  なんだかんだで物...

継承戦の最重要キャラは最高裁判官クレアパトロだ!【ハンターハンター 376話感想】

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 まずはテータ生存確認で一安心ですね。  カチョウが意外と長生きしそうでしょうか、識者の間でチート視されていたセンリツを味方につけましたからね。 ◆念が常識となった継承戦において、最大の懸念は『司法』。  法廷のシーンなんですが、全員がクレアパトロの判断に全面服従ですね。  あのカミィが無言で、ベンジャミンも「仕方ない」。  法廷シーンが随所に挟まれる殺し合いってカナリ凄いと思うんですがどうでしょう?  王位継承戦に無限の可能性を感じます。  あと、弁護士も務めるバルサミコさん有能すぎ。  今後は兄が妹の私生活を覗くという、ある意味では王道展開となります。 ◆振り返ると、ハンゾーは凄かった。  復讐を遂げる際に法律が変わったと騙してましたね。さすがキルアが認めた最強枠と言ったところでしょうか。  継承戦において司法の部分は重要そうなので、このあたりを気にしながら読んでいくと、より楽しめそうです。  近いうちにクレアパトロを掘り下げる回はあると思います。 ◆クレアパトロって何者なの?  一部で言われているのはフィンクスの姉説ですね。  うん、無いね。 ◎余談ですが、知る限りで司法が絡むバトル物の最高傑作は、こちらです。  ボーボボ8巻の無限蹴人戦。うーん、神回。