2014年7月6日日曜日

暗黒大陸編を考察 ②ジン=フリークス

 物語をかき回すキーマン

 連載再開後は主役といってもよい立ち回りをしてますね。ビヨンドチームに単身、乗り込み実力(武力、名声、機転、雄弁、資産)でNo.2の座を得そうな勢いです。
 なにげにこれ、破天荒な展開なんですよね。No.1(ビヨンド)が拉致されている状態で土足で上がり込み、現No.2パリストンが反対しないことを読みきって好き勝手に話を進めてるわけですから。
 これが自然に描写されてるのは世界一と呼び声高い冨樫せんせのネーム力ならではでしょう。結果から見ると御都合主義なんですが、そう見えないのが素晴らしい。


 ★ジンがビヨンドチームに加入したことで保たれたV5対カキンのパワーバランス ~組織としては弱すぎるハンター協会~

 連載初期はチート級の最強コミュニティと思われたハンター協会ですが、物語が進むにつれて統率力での欠陥が明らかになりました。ネテロという求心力を失った後の選挙では大混乱、実質的に崩壊じゃんコレという状態です。
 秩序回復のための会長としては適任と思われたチードルですが、レオリオを十二支んに誘う際に大したメリットを提示しなかったことも含めて潔癖すぎるので、力不足の感が否めません。
 ついでに、ネットで皆様の意見を見てると「レオリオは弱いから十二支んに誘っても意味がないのでは?」という疑問が見られますが、組織を保つ上では求心力が必要でして、選挙において人格と行動だけで大人気になったレオリオは逸材と言えます。(追記:346話でやはり人気集めだと確定しました)
 もちろん、パワーも必要なのでチードルとしてはビスケあたりを最後の一人に欲しかったでしょうね。
 協会員にはヒソカやイルミ、旅団のシャルナークも居るんですが、協会のために尽くしてくれる可能性は微粒子レベルでも存在するかどうか危ういのでハンター協会は組織としては弱すぎます。チードルがお偉いさんに頭が上がらないのも無理ありません。

 そんなわけで弱いV5(ハンター協会)が、ビヨンド&パリストンの思惑でブリオンさんをはじめとした五大厄災と戦わなければいけないのが暗黒大陸編の見所の一つです。
 パリストンのイカレ具合は選挙編で明らかになってるので五大厄災の上陸待ったなしですが、それを阻止する(と思われる)のがジン=フリークスというわけですね。


 ジンを通して描写される"最高のハンター"

 カイトやサトツが最高のハンターと評しており、満を持してというか読者の期待値をマックスまで上げて登場したのが、主人公の父親でもあるジンです。
 現時点では期待に応えていると思います。個人的には銀魂のエリザベスの巣巨大樹で話した遺跡発掘オフ会の地味さ加減が好きですね。
 タイトルでもあるHUNTERとは何か? ジンを研究・考察することで冨樫せんせの考えを読み解き、エンディングの形も見えてくるんじゃないかと考えます。


 ★小ネタ
クリリン コラ こんな風に

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