2018年10月29日月曜日

本当は勝ち目が無かったクロロ【ヒソカ対クロロ考察】

 ヒソカって強いの?
「冨樫先生はメディア記事に残らない形のインタビューでヒソカは最強と語っている」とのことで、最強視されています。
 また一方では「ヒソカス」「雑魚専」「じょ、冗談だよぉ・・・」「ヒソカにはトイレがあるから・・・」とカス扱い親しまれています。
 どっちが正しいのか?
 直近のクロロ戦で見てみましょう。長くなるので先に結論です。

【結論】天井に一時撤退すればヒソカは勝った。

◆天空闘技場フロアマスター戦においてヒソカは最強

 ドヤってるクロロに目が行きがちですが、ヒソカは血に何か罠あるとまで考えて天井へ回避しています。
 この天井回避ですが、とても強いです。
 接近戦を仕掛けつつ、危なかったら天井回避。
 相手が追撃してこなければゆっくり考察。
 念能力の戦いは、能力がバレると対策を立てられてしまいます。
 また、ナックル(ゴン戦)が言うには、戦闘時はオーラを大量に消費します。
 もちろんヒソカの天井回避(陰ガム+バンジー)もオーラは消費されますが、クロロが慣れない能力を幾つも使いこなすよりは遥かに軽いでしょう。
 また、カミィのようなリソースを大幅に割いて、分からん殺しするタイプですが、フロアマスター戦なら事前にある程度の予習が出来ます。
 フロアマスターになるためには200階クラスで念能力者たちとの戦いに勝たなければいけないからです。
 ヒソカの天空闘技場における最強評価は揺るぎません。
 よって、クロロに勝ち目はありません。

◆天井回避をさせない戦い。
 クロロの戦いですが、天井回避をさせないことに終始します。

 上から下への攻撃。
 飛ばさなかったことで、ヒソカに勝利したと言って良いと考えます。
 ヒソカが天井に張り付いた場合、クロロが開示した能力では効果的に対処できません。
 もし天井に逃したら、時間が経つほど観客は減ります。
 待機させている人形は警備隊や救護班に怪我人として運び出されます。
 クロロの位置がバレやすくなります。
 クロロは他にも能力を隠し持っていたかもしれません。ただ、百戦錬磨のヒソカに対して、しかも天井に張り付いてる状態となると、厳しいと思われます。
 また、スキルハンターは奪った能力の理解が浅いという弱点があります。

◆心の闇に思いを馳せながらす能力をものにしていく…スキルハンターの醍醐味だよ。

 なんかカッコいいこと言ってるように聞こえますが、要するにこれ、奪った能力を理解しきれていないということです。
 チート視されるスキルハンター+ダブルフェイスですが、本当に使いこなそうとすると大変ということが、ポエムから読み取れます。
 よって、クロロに勝ち目はありません。

◆天井に一時撤退すればヒソカは勝った。
 場面:偽クロロ撃退~館内放送「ヒソカを壊せ」
 
 この間に天井に飛んでればクロロは飛び蹴りか、ピッチャークロロをするしかありません。
 そうするとクロロの位置はバレます。
 この時点でシャルアンテナは残り一本です。警備兵や救護隊が来ることを考えると、クロロにとっては厳しくなります。
 ですがヒソカはというと・・・
・観客席で散歩しながら考察。
・ステージ中央に飛び降りる。
・ゆっくりと観客席を見渡す。
 ・・・うーん、どうなのヒソカさん?
 いや、ミスリードを仕込むことでヒソカに長考させたクロロを褒めるべきでしょうか。
 結果、位置がバレない状態で大量の爆弾兵完成という、詰みの状態に入ります。
 位置がバレたら爆弾兵、自分が巻き込まれることを考えると使いづらいですからね。

共闘はあったのか?
 多様に渡る共闘論ですが「共闘無しでも勝てた」という表現でいいかなぁ~と思います。
 ブラックボイスを使ってるシーンが割と多いので、栞と併用と言ってもヒソカに見つからずに大量のコピーって厳しいでしょという御意見は理解できます。
 ただ、上記の長考に入ったシーンがね・・・仮に共闘があったとしてもヒソカさん、これ言い訳できないでしょ?

●まとめ:ヒソカは強いけど、トーク込みで自分のペースを維持したクロロが全てにおいてヒソカを上回った。
 頭ハンマー食らったことすら想定内に見えてしまうくらいのクロロ投手のパーフェクトピッチングでした。
 ただ、この時と場所のクロロが最強かというと疑問もありまして、ピトーなら禍々しい円を展開して、動ける観客を減らせるよなぁとか色んなifが浮かびますね。ただ、ピトーに対してはそれ用の能力を用意して完封してくれることでしょう。たぶん。

 ――うーん、本当は「ヒソカ強い!」という記事にしたかったんですよ。いや、本当に。読み返したら、そんな感じ、しませんね。クロロの頑張りを強調するだけの記事になったような・・・いや、気のせいでしょうね。

 以上、長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

2018年10月25日木曜日

ツェリの初恋? 霊獣の能力はまさかの恋愛系だった・・・!?【HUNTER×HUNTER386話感想考察】

「ところでさ、最近自分の心境の変化に驚かされてんのよ…裏表のある女って可愛いよな💛」
 これ、少女漫画でよくあるやつですよ。
 普通の女子(主人公)のことが突然、気になり始めるモテモテイケメン。
 眉間に銃ぶっぱなす女子が普通かどうかは置いといて、前回の運ばれるテータちゃんを見送る謎の表情が恋愛フラグだったとは思いませんでしたね~。
 1004号室は少女漫画的王道展開に突入です・・・マジか?


◆ルミノール反応なし
 刑事ドラマでよく聞くあれですね。血痕がなく、サルコフの見立てでは「テータは銃を撃ってない」ということで、そうなると弾痕も無いんでしょうか?
 ますますあの発砲音はなんだってばよという状態ですが・・・はて。

◆『裏』表のある女
 嘘ついてることは何となく気付いてるようですね。
 センリツの心音調査が急がれるところです。
 「これは恋をしている音・・・!」とか言ったら絶対に笑うんで立ち読み不可能。


★カチョフー健在
 フーちんが直接、二層に来たかどうか分かりませんが、自分自身で電話のみでセンリツと面会依頼をしたとも考えづらいです。
 よって、カチョウは第三者に見える状態です。
 フーちんが透明なイマジナリーフレンドと独り言を続ける子にならなくて、一安心ですね。
 あと、どうでもいいんですが第二層が描かれるのは出港時のシアタールーム(ラムちゃんが司会してたやつ)以来です。

★ベンジャミン王子万歳!!!!!!!
 この死に方によってベンさんはシカクがどの程度、操作された上での自害なのか、判別がつきにくくなりますね。この状態のシカクが他の念能力者に確保されたら困るので、この形にしたのかなと思います。見届けさせられたバショウにしてみれば、なんじゃそりゃという感じでしょうけど。

◆③シカクの肉体で共存
 これかなぁ・・・と。
 簡易文字バレの段階なので自信ありませんが、前にハルケンの能力説明あったじゃないですか?
「戦争とは敵の意思を消して、制度を変える。自らの死も覚悟する」
 なんていうか、シカクを眠らせて上書きしてる状態だと思うんですよ。 
 ①消滅=死はですね・・・私はハルケンらしくないと思います。
 だって、意識消滅しているならその時点で戦争に勝ってますよね? スパイ活動のための憑依となるので、うーん、違うんじゃないかなぁ・・・と。ただ、自信は無いです。
 ②の僕たち、私達、入れ替わってるーっ!?は無いと思います。メタ的にスミドリを揺り起こす描写にするんじゃないかな、という。

★クラピカ、カチョフー脱出失敗に対する反応なし
 なんかフツーに講習やってますね。
「船からワブルが脱出不可能と分かった。どうしよう?」
 みたいなモノローグが6ページぐらいに渡って展開するとばかり思ってたので・・・いや、でもあの脱出失敗ってクラピカの戦略を揺るがす大きな事件のはずなんですが、センリツの曲が効いてて脱出自体が気付いてるキャラが少ないってことでしょうか・・・うーん。

2018年10月20日土曜日

無知の不死? テータちゃん、人外に【HUNTER×HUNTER385話感想考察】

冨樫先生からの挑戦状が来ましたね。ヒントは出したぞ、という感じがします。
何が起こったのか? 順を追って見てみましょう。

①ツェリ絶(壺念獣が見えなくなる)
②テータ発砲
 ・発砲音アリ
 ・頬のテープ消失
③ツェリ眉間に食らって脳症をぶちまけつつ倒れる。やったぜ。
④センリツ演奏
⑤テータと部下たち、音の世界へ
(3分)
⑥テータと部下たち、我に帰る。ツェリ健在。
 ・頬のテープ復活
 ・床は綺麗。脳漿、ツェリの顔に血の汚れも無し
⑦テータ、気分悪くなって倒れる

つまり、どんな能力なんだってばよ?
5ちゃんのバレスレ眺めてるんですが、ちょっとまだ分からない状態ですね。

 まず、考察する上でですね、
一、ツェリが絶をしたから壺念獣(馬)の効力は一切、無い。
一、ツェリが絶をしたけど、テータの傷に宿っている何かのせいで壺念獣の能力は発動した。
 いずれかを選んでいただく必要があります。
 双方を踏まえて立体的に考えることが出来る方なら大丈夫ですが、私は出来ません。
 では見てみましょう。

◆幻覚説
 私もこれに類するものだと思います。テータちゃんの傷テープがこのときだけ消えてるし。
 ただ、発砲音があって、部下も聞いてるんですよね。
 壁を隔てた部下にも幻聴が発生するの? 他の部下には壺念獣の傷、無いよ? 幻聴だけを共有する幻覚なの?
 うーん・・・分かりません。

◆時間操作説
 ツェリが死んでぇ、センリツ演奏後にぃ・・・発砲した直後に? 時間を巻き戻してぇ、なんか他にも色々してぇ、背後にゆっくりぃ・・・回りこむぅ?
 つじつまがあってるように思えます。
 ただ、頬のテープが消えてる理由とタイミングがちょっとよく分かりません。

◆蘇生説
 絶がキーとなって蘇生する。カミィがそうですね。
 前回に湧いた新種の観音様が救済してくれたわけです。ありがたやー。
 ・・・ただ、カミィは血のりが残っていて、「一度死んだ」という事実の断片が残っています。ツェリにはありません。お掃除したのかな?
 ただ、どういう風に考察を進めるにしても、蘇生説は留意しておくべきだと思います。

◆てか、このツェリ、何?

 テータの様子がおかしいことから、何かがあったことをめっちゃ考察してるように見えます。
 ついでにこれ。晩餐会に参加しなかったのか、途中で飽きて離席したのかな?


 ――私としては幻覚説で考えを進めたいんですが、うーん・・・発砲音がネックですね。

★テータちゃん、人外になる
 ツェリが生きてる理由は置いといて、壺念獣の能力は操作系寄りっぽいですね。

1、「嘘つく女が嫌いだけど、信じていいのか?」「はい!」 頬に傷。ズキズキ。
2、撃ち殺そうとする。(生きているのは念獣能力かどうかは不明)。馬『次、嘘ぶっこいたら人外にするね』 ←今ココ
3、上等だ!更に嘘をついて新たな生命としてリスタートするテータちゃん。

 サルコフが『人間ではない何かに変えて自身の手駒に加えるため』と言っていますが、どうなんでしょうね。
 正しいんでしょうけど、まだるっこしいというか、手駒にするまでが相当、長いです。
 それでね、考えましたよ。

ツェリードニヒ念獣の能力「エディプスコンプレックス」
 身近な女性を『母親』にする能力。(操作系、要請型)
 ツェリが無意識に母性を感じた相手の頬に二線のマーキングをして、『母親』にする。
 二線である理由は、過去にツェリ自身が二線者に対して母性を感じたことから来ている。
 この『母親』にされた女性は、無意識にツェリを守り、育てようとする。
 (『母親』がツェリの元から離れた場合は頬の傷は癒える)
 念獣自身もツェリを外敵から守るために戦う。この戦闘力は母親の強さに依存する(劇中ではゴキブリ退治)
 この『母親』がツェリに対して嘘をつくと、念獣が警告する。
 嘘を繰り返すと『母親』は、ツェリードニヒが望む強くて美しい、真の母親へと進化する。

 いかがでしょうか?
 エディプスの逸話に馬が出てくるし、あとツェリってマザコンというか、女に対する偏見というか、女に対して理想が抱いてるところあるんで。
 別にファッションとファックだけでもさーそれを許容すればいいじゃん、っていうね。はい。

センリツご招待
 もともと、クラピカの依頼でツェリと接点を持つために乗船したので、センリツはツェリとご対面です。
 ただ、センリツも女なんですよね。
 テータちゃんとセンリツで総合芸術なんてことには・・・うーむ。

2018/10/22追記
◆「嘘」が壺念獣トリガーなのはミスリード?
 バレスレで嘘の程度が分からないといったレスがありまして、そう言われると『肩にゴミが乗ってる』というのも嘘なんですよね。
 こうなると、事実のみを抽出して検証するのもいいかもしれません。

2018年10月12日金曜日

新種の観音かな? FFのラスボスみたいなツェリの念能力【HUNTER×HUNTER384話感想考察】


不知式観音! ツェリとは心の所作!
総合芸術云々言うだけあって、アート感が出てますね。
中に人を取り込んで、解体作業でもするのかな? 何やら第一形態っぽくも見えます。
王子ごとの性格、言動に反映した能力を有しているケースが多いので、ツェリもね、これまでの言動に則した能力じゃないかなぁ、と。

◆拷問死体はケツ持ちとしての制裁
 部屋は荒れているけど、血だまりは中央だけ。
 モレナの件で電話していて、口調は穏やかながら超不機嫌。
 切れ味の悪そうな刃物と、あと指も切断されているので拷問でしょう。部屋が荒れてるのにはツェリの八つ当たりか何か?
 テータちゃんは普通にしているので、敵襲では無い。(他王子の関係者なら司法が動く)
 よって、『ツェリの私設兵エイ家担当(執事?)が拷問された』と考えます。
(2018/10/20更新 次回にこのキャラいるやーん!)
 モレナの一連のセリフ(378話)は、ケツ持ちのツェリのことを一切、気にしてませんからね。レベルアップ50ボーナスにもツェリ、含まれてますし。まぁ、念能力のこと知らなかったし、舐められても仕方ないのかなぁ・・・と。
 「手が空き次第、オレも動く」とのことですが、自分で下層に行くのかな? フーちんも三層に出て、大したペナルティ無く帰ってきたし、ありそうですね。
 ぐるぐるパンチ対ツェリ観音・・・うーん、それは無いか。

◆モレナチームのレベラッボーナス加速中。
 現時点でモレナ隊は何人殺したのか?
 モレナ44人【レベル45から計算】
 ルイーニー23人【三層一般客19人+倉庫番4人】
 不明(牛と会話したロン毛?)1人【三層一般客1人】
 不明による行方不明308人【シャ組員8人 労働力300人】

 行方不明が実は生きてるなんてことは・・・まぁ、はい。
 組は三つある。
 シュウ家の人数は比較的、多め(プオール一家、曰く)。
 エイ家だから除外ということも無さそう。
 単純計算で既にキル数1000人越えといったところでしょうか?
 20万人を殺してレベルアップRTAはなかなかの出だしですね。

◆巻末コメントに恐怖するか、はたまた安堵するか。
大体の構造が決まり経験上の感覚で先の長さを測るが予め誤ります。遠い・・・頑張る(冨樫義博 巻末コメント)

 私は安堵しました。
 ああ、終わる見込みがあるんだ・・・と。
 ドン=フリークス執筆中の回でね、ある種ね、諦めてましたからね。

2018年10月11日木曜日

「ロンリースターイズナビ」「モレナ朗読」 384話の人気嘘バレ

 カチョウ死亡後の回です。
 今週は嘘バレが多く、優秀なものばかりでしたね。全部というわけにはいかないので2つ、コピペさせていただきます。

384 体系(システム)投稿日:2018/10/11(木) 11:44:22.44 ID:Bute24+Ma
や~ん素晴らしかったわ~と晩餐会の余韻に浸るタイソン
好機だな とオラーウ
オラーウの念能力“猿の惑星”(2001年宇宙の旅)
小さなロケットを飛ばして当たった相手を操作する 離陸から着陸までの時間は相手のオーラと思考力に大きく左右され更に着陸時航行軌道上に別の対象や物体が存在した場合ロケットは不時着する
航行中のロケットはオラーウが何も考えていない状態である限り術者以外には一切見えない
ミッドナイト・メイキングと呼ばれる儀式にイズナビにも来る様促すタイソンに対してロケットが大きく急進する
イズナビ「王子」
「大変失礼ながら」
タイソンの念獣の目玉が大きく見開いている事に気付いたイズナビが考察を巡らす
「…ロッカーとは孤独な星(ロンリー・スター)の元に産まれた憐れな逸れ烏(ストレイ・レイヴン)なのです」
タイソン「!!」
「声に全宇宙の魂を込めるには夜の静寂には群れる事なく独り爪と牙を研ぎ済まさねばならない」
「憎しみや愛とかにオモチャにされる事なく!快感なんてそこにしかない!ぶち壊さなきゃいけない自分がいるんです!」
「それが私の宿命(サダメ)なのです」
興奮のあまり失神するタイソンに従者が駆け寄る
タイソンの念獣が見えなくなる
ロケットの進みが遅くなりオラーウは小さく舌打ちする
ジュリアーノ「パネーっすイズさん 未来の国王っすね」
イズナビ「阿呆か」

第六王子は手中に収めたも同然ですな
明日午前中にはオラーウのロケットが“着陸”するでしょうとバルサミルコ
宗教家で楽天家 最も警戒され難いであろう第六王子なら他の王子に接触するのも比較的容易い
二人程道連れにさせられれば上出来


1007号室
叔父が襲撃に遭った、とルズールス
「愛猫の飼育ケージを開けた途端手を刺された 中には骸と化した猫が横たわっていて親指程のサイズの男が逃げるのを見たそうだ これも念ってやつか?」
バショウ「違いねえな」
「厳重な警護を敷いたアジトの中に突然現れたというのなら恐らく空間移動に類される能力者だ んで親指程のサイズの人間ってのが確かなら本人のサイズを変更出来るのか相手の視覚や光の屈折率に干渉するとかなのかそもそもただの人形なのか」
「その能力自体そいつ自身のなのか別の奴のなのか…まあ空間系はコスパ微妙だし別の奴の可能性が高い」
そうか、まあ大事なのはそこではねぇよ、とルズールス
ルズールスは不思議な力が存在する事自体は母ドゥアズルによって知っていた
ドゥアズルは念能力者らしい
「叔父の言葉を遣うとよ 肝心なのは均衡(バランス)なんて簡単に壊れるってこった」
「継承戦は2つの体系(システム)に守られていた」
バショウ「過去系か」
ルズールス「1つ目の“マフィアによる第1層の不可侵化”は崩れたも同然だからな 1週間にして親玉が傷付けられてちゃ時間の問題だろ 現状掠り傷とはいえな」
バショウ「そして2つ目は壺中卵…か」
ルズールス「厳しいか?」
バショウ「一念能力として見た場合強力なんてレベルじゃねぇ 神サマなんて信じちゃいねぇが そいつに愛されまくった才能の持ち主が全生命を掛けてもこれ程のシステムを生み出せるかは正直疑問だ」
「でけぇモンが関わってるんだろうぜ 大量の人間とか莫大な時間とかその両方か もしくは」
(暗黒大陸 か)
ルズールス「そうそう1つ目の穴に関してなんだが」
「親指男は他のシマのヒットマンってセンが濃厚なんだがよ それとは別で幻影旅団って奴らが叔父達と手を組んでてよ」
バショウ「そいつは俺の仕事の料金体系に深く関わる話だな」

聴取に対してセンリツは、キーニ自身に言われた通り、彼は娘の事故死によって精神に異常をきたしており、少女二人に娘の面影を見て完全に狂ったのだと話す
キーニの妻子の事故死や心療内科の通院歴が確認され、今回の一件はキーニ単独による王子誘拐及び殺害事件として処理される
BW号に寄り添う様に漂っていたボートの中から発見されたカチョウの死因は心臓麻痺によるショック死と見られる
従者「性格は名実共に気高い王家の御令嬢そのものでした 勇猛で質実剛健かつ大胆不敵 他を一切寄せ付けない圧巻のカリスマ」
「それだけに強烈な悪意を抱いた悪党の突然の出現にはこの上ないストレスを抱かれた事でしょう」
「潮荒れ狂う大海の気候も王室育ちの高潔な御心身にはさぞかし毒であったに違いません」
「おいたわしやカチョウ様」
従者の心音を聞いて微かに顔をしかめるセンリツ
(今の所分かるのは第十王子の念獣が本人の死後に現れ恐らく第十一王子を守る能力であった事 生前の性格を鑑みるに納得のいく結果かしら)
(そしてどうやら霊体の姿が見えていたのは第十王子が第十一王子にとって害にならないと判断出来た人物(今の所あたしのみね) 第十王子自身の意志が宿っているのは確か でも何れにしても貴女は姉の死を確認しなければならないし)
笑顔のフウゲツを思い出す
(それを受け入れる為の時間とか言ってる状況でも無いのよね)
(教わってもらうわ 生き抜く為の力を…!)
カチョウがセンリツを見て頷いた絵
1010号室が封鎖された為セイコの元へ向かおうとするセンリツの元へダンジンが来る
ダンジン「協会員のセンリツだな」
「ボス直々のスペシャルオファーだ」
「君を第四王子の警護に任命する」

(選評)鯖スレ(5ちゃんの『ジャンプ打ち切りサバイバルレース』スレッド)に作品掲載順が貼られた直後ということと、この完成度、多くの方が本物だと信じました。イズナビの暴走がそれっぽいのが高評価につながったと思います。
 現在の本バレはトリップ付きで登場する通称ラクッペ氏が投下するので、ガチで騙せるかとなると、なかなか難しいところでしょうね。


384 不毛(投稿日:2018/10/10(水) 18:06:18.42 ID:h9SF4L+wp)
晩餐会会場の舞台袖で両手で顔を覆うセンリツ
センリツの演奏で意識が飛んでいた人々が、我に返って行く

海上に浮いている救命ボート
海面に無数の手が現れBW号に引き戻す

本を読み耽るエイ=イ一家組長モレナ
モレナ『どのように・・・一体いつから、人々は』
モレナ『権力諸関係において機能しているのは戦争であり・・・中断することのない闘争が平和を動かしており』
モレナ『市民秩序とは基本的に戦闘秩序である、と思うようになったのか』
巨大なモニターに映る暗闇に蠢く生物らしきもの
モレナ『機会を・・・』
別のモニターに映るマチ
モレナ『的確にとらえることと迅速であることとは』
別モニターの相変わらず食堂にいるフランクリンと、その周りに立つ三人の人物(後ろ姿)
モレナ『大将たる者の最高の特質である・・・』
別モニターの通路を歩くクロロと看護士(シズク?)
モレナ『・・・とか言ってみる』

マチの周りに突然現れるボクシングのリング
モレナの部下ピット(長髪のヒゲの男)の能力、『蒼き碌で無し(ファイト・クラブ)』でお互い強制絶状態で殴り合うことに
マチはルールを言おうとするピットを容赦なく殴り倒しストンピングを続ける

食堂でモレナの部下、犬のお面『チル』ツートンカラーの髪『ナリナ』バンダナにくまどりの『バスタ』がフランクリンの前に立つ
条件を飲めば、ヒソカ探しの力になるとの誘いに「必要ねえ」と断る
ナリナが念能力で自分を撃ってみろと挑発
フランクリンが睨みつけるとナリナの後ろで犬のお面を外して行くチル
「俺の顔をみろ~」

モレナ『何も考えずに、ゆったり、ボーッと大空を飛び続けたいと思う人もあるだろう』
『しかし、燃料には限りがある。やがて燃料切れの墜落が待っているだけだ』
『「人生に目的はない」とか「人生の目的が分からない」と言いながら、とにかく生きている姿は、目的地を知らぬまま飛び続けている飛行機と同じである』
『何かで気を紛らわそうと、はしゃいでみても、どこかから、得体の知れない不安がわいてくるのは、そのためである』
『着陸できる空港が存在しないと分かれば、絶望あるのみ』
『どうして、暴風雨に耐えて、頑張って飛び続けることができようか』
モレナ『・・・ちょっと』
モレナ『何言ってるかわかんない』(見開きでモレナのバック火山噴火)

BW号上空で念の龍に乗るイルミ、カルト、ゼノ
カルト「上から入れんのかな」
やれやれ顔のゼノ

やっぱ野球好きだわ俺。バット衝動買い。〈義博〉

(選評)嘘バレと分かっていても読ませるのはセンスというものでしょうか。5ちゃんで評価される嘘バレの条件として、端的に状況を書き連ねるというのがありますね。

2018年10月3日水曜日

カチョウ死亡。念獣カチョウはカチョウと言えるのか?【HUNTER×HUNTER383話感想考察】

 バレスレに簡易バレが来ましたね。
>カチョウフウゲツの守護霊獣
>両方とも相互協力型、フウゲツはワーム状、カチョウは無形(クラゲのやつ?)
>フウゲツの守護霊獣の能力「秘密の扉(マジカルワーム)」
>空間移動能力で往路を妹、復路を姉が操る
>カチョウの守護霊獣の能力「2人セゾン(キミガイナイ)」
>どちらかが死ぬとその者の姿となり、もう一方を死ぬまで側で守る

◆キーニ自害
 前々回(381話)のセンリツとキーニのサイレント劇の内容が明らかになりました。
 あの内容が、
『センリツに脱出計画に協力してと頼まれたが断るキーニ。このジジイ、ちょっとぐらいは手伝うとか出来るだろ!』
 という風に見えた人は居ますか?
 はい、私です。
 いやー、じんわりと来ますね。

◆ロック演奏 イズナビ・ジュリアーノ(H協会)
 イズさん、和装でクラピカと山籠もりしてましたよね?
熱唱。てか衣装は自前?

◎これが死後の念の正しいあり方。カチョウの願いの成就
◆カチョウを殺した無数の手は、これまでに死んだ王族のもの。壺の呪い。
 簡易バレなので確証は持てませんが、王位継承戦自体が蠱毒の儀式ということ。前回のパパの「ワシ自身が継承戦のシステムに組み込まれている」という言葉。このへんで、呪いってことかなあと。あと画バレでモモゼの手っぽいのが見えたらいいな・・・いや、良くないか。
◆念獣能力のカチョウはカチョウそのものである。異論の余地は無し。
・まず、一緒に寝てるカチョウは念獣ではありません。壺ルールでフウゲツ王子には念獣は見えません。
・フウゲツの側にいるのは具現化されたカチョウです。
・具現化系の真贋を見極めるのは難しいです。コルトピが作った旅団死体はマフィアの検死でも人間のものとして扱われていました。なので医学的にも人間の肉体です。
・魂(精神)の移動が可能なことは、前回にハルケンが示しています。つまり、カチョウの霊獣の発にも魂の移動は出来ます(断言)。
・新カチョウは復路の役割をこなしています。
・よってフウゲツの側に居るのはカチョウそのものです。
・何よりも、カチョウはフウゲツと一緒にいたいと願っていました。

 いかがでしょうか?
 なんというか、泣ける怪談ですよね。オカルト好きの冨樫先生ならではというところでしょう。


◆クラピカはどうするの?
 無数の手でワブルは脱出不可と分かりました。クラピカもなんとなく気付いていることでしょう。カチョウフウゲツは外に出たのに、なんで戻ってきたのかとかそんな感じで。
 次はクラピカサイドの話が来そうですね。

2018年10月1日月曜日

バトルは戦争の域まで高まった? ハルケンブルグを本気解析【HUNTER×HUNTER382話感想考察】

【警報】ハルケンブルグの能力名は「遊戯王」ではありません。間違えてる人がとても多いようなのでご注意ください。

 この漫画が能力モノで群を抜いて異質なのは、やはり操作系の存在ですよ。
 「ハルケンは変化系では?」という意見もありますが、念能力が予定通りに発動した結果が敵の「操作」ならば操作系でいいんじゃないかなーと私は考えます。ファンブックのネテロが強化系ってのもこれじゃないかな、と。

 本題の前にフーちん、ゴンとの差別化に成功した模様です。

 唇です。もうコスプレしたゴンと言わせない!という意思を感じます。

◆ハルケンブルグ要旨
・ハルケンは念獣のサポートで、(14人の)同志たちと協力して最大級の念能力を発動できるようになりました。
・ハルケン自身の念能力は『弓』です。
・この際に、同志たちのオーラは『鎧』と『矢』になります。いずれも強力無比で個人では破壊できません。(クラピカ、シカク談)
・『矢』にはハルケンの意思を込めることが出来ます。
・ハルケンにとって重要なのは敵の意思を消して、制度を変えさせることです。殺すことではありません。
・『矢』は最大級の念能力なので敵に必ず当たります。矢を当てた敵に臣下が憑依します。この臣下の元の肉体は気絶状態になります。
・憑依した敵に刻印が付与される(←不明)

◆大前提として、強いのは念獣のサポートで行うパーティーフォーム
 オーラが多いから強い。これだけ覚えておけば問題ありません。
 具体的には長くなりますが、
『強化系の念獣に付与された刻印(手の甲のアレ)の所持者はジョイントタイプとなる。ハルケンの元に多く集まるほど、個々のポテンシャル(体術も?)が高まる。息を合わせる事で莫大なオーラを生み出す。ハルケンと息が合わない者にも刻印が付与されることがあるが、息が合わないままならば刻印は消える』

 要約すると、

一、念獣のおかげでハルケンと同志たちのポテンシャルが高まった。
一、ハルケンは14人の同志と協力して、最大級の念能力を発動できるようになった。

 この14人というのは375話における人数です。ただ、下層にも同志が多そうなんで未知数ですね。
 過去にもゲンスルー組のリリース、オソロ兄妹のダーツといった多人数での念能力がありました。『もっと沢山の人数でやればもっともっと凄いんじゃね?』という読者の疑問に答えたカタチになります。
 あと「刻印を持つものが王子のもとに多く集まるほど」という文言が加算じゃなくて乗算っぽいのがね・・・強そうですね。
 スマホゲーをやっている御方ならば特にね、乗算の恐ろしさは分かるかと思います。

◆術者の心の闇に思いを馳せる
 オーラ総量が上がったなら、そのままブン殴ればいいじゃんとも思いますが、そこはハルケンですね。
 オイト曰く「継承戦(の殺し合い)が公になったら、ハルケンブルグは最もダメージを受ける」そうです。
 ここから無血革命を掲げているものと考えられます。今回もパパに引き金を引くのにかなり躊躇してますね。
 で今週の、【戦争とは敵の意思を消して、制度を変える。自らの死をも覚悟する(最前線に立つこと?)】
 これらが敵とはいえ殺したくはない。部下に憑依をさせて操作する。まるで将棋のようだな・・・(太郎じゃなくてフィリッポス)
 となるわけです、多分。
 能力が弓なのはアーチェ―リー世界大会の銀メダリストだからです。覚えてましたかこの設定? ――私はバレスレを見るまで完全に忘れておりました。

 
◆このスーパー能力の六性図で検証。
 念獣でポテンシャルが高まってるので、それぞれの系統を充分に引き出して発に反映してると思います。 
【操作】矢で敵の意思を消す(記憶の改ざんも操作系です)。臣下の魂を操る。臣下の魂が、敵を操作することをサポートをする。
【変化】自分のオーラを弓に変化させる。
【強化】弓の弦と胴を強化する。
【放出】放った矢の威力減衰軽減。臣下の魂をテレポートさせる。
【具現化系】空間に干渉することで矢は必中となる。
 どうでしょう? なんか怪しい部分が多いですが、ご容赦ください。

◆どうやったら勝てるのか? クロロなら勝てる?
 クラピカも個人では無理と断言したのに誰が勝てるのでしょうか?
 勝てます!
 スタートはハルケンの部屋から。
①逃げる
 ハルケンはシカクに矢を放つ前に結構、歩いてます。必中だけど距離限定だとしたら、逃げる余地はあります。髪を下ろしたニーチャンモードに移行すればハルケンも油断するに違いありません。あとは優れた体術で逃亡です。
②ルイーニ―の能力を盗む。
 ノブナガさんの円をすりぬけるルイーニ―ならね、一人づつ拉致ることが出来るんじゃないかなぁ。あのノブナガさんの円を無効化ですよ? いくらパーティーフォームでも無理でしょー。
③インドアフィッシュ
 頭数を減らしたら、優雅に勝利!

 以上、さすが野生の火竜!
 ・・・と、人海戦術を無しとするのなら、ポテンシャルが高まってる以上は内部崩壊狙いぐらいしか無いのかなあ。パーティーフォームをいかに崩すかですね。頭数が減ってオーラ量が減れば『個人に対して必勝』の文言は消えると思います。いや、『自らの死を覚悟して』、だから寿命を削ってやれるのかな?


◆サレサレ死亡。ということは、次はタイソンが死ぬ?
 やりたい放題やって死んだのだから幸せにも思えます。
 で、新庄・最上漫画ミュージアムで冨樫先生の色紙で予言のようなセリフが添えられてるとのことで、次はタイソンと目されています。ラブラブ体操開始~❤。

◆遊戯王(カルドセプト)
 ̻シカクの能力です。ベンさんとのやりとりから察するに、あのカギカッコの構えで耐えることさえ出来れば、敵の能力を入手できるみたいですね。
 レオルのレンタルポッド程度の入手でしょうか? 思ったんですが、バンジーガムだったら簡単に入手されちゃうんですかね。ヒソカさんの百戦錬磨の勘でなんとかしちゃうんですかね。
 関係ないですがカルドセプト、結構遊びました。ただそれだけに不満もありましてバジリスクってカードがね・・・こいつさえ居なければ、良いゲームになるのになあって。

◆我が子を食らうサトゥルヌス


◆トロッコ問題
 そんなことを問われても、これしか思いつきませんね