2018年12月10日月曜日

「特攻の拓」実写化できない10の理由 安保闘争との類似性

 ドラマ「今日から俺は!!」のヒットで名作ヤンキー漫画の実写化が望まれていますが、特攻の拓は厳しそう。その理由を挙げてみました。

1、道交法違反
 基本、ノーヘルで改造車です。

2、警官をぶん殴る。
 警官に体を掴まれたのでブン殴る。これならば警官側が黙ってる可能性は高いです。
 ただ、先制攻撃してるシーンが結構多いです。

3、米軍基地に侵入
 日米安保違反です。
 勝手に米軍敷地内に入ったら米兵のみなさんが困ります。ただ、劇中のように「さっさと出て行け」と説教される程度で特にお咎め無しのようです。

4、米憲兵をぶん殴る
 同上。ジープをひっくり返したりも。

5、警官がブチ切れる。
 黒田がパトカーから乾電池ばらまいて族車をコケさせたりと大暴れします。
 途中で屋根が剥がれて回転灯が無くなってるから一般車という扱いなのかな?(錯乱)

6、マー坊が片手で大の男を持ち上げる。
 衣服込みで80キロぐらいでしょうか? ガチのボディビルダーなら出来そうですが、高校一年生です。
 てか、このマー坊に勝つ武丸って何なのという話ですが。

7、一条武丸再現不可能
 愛車のインパルスですが、カラーリングで旭日旗騒動に巻き込まれる危険があります。いや、「朝日新聞の社旗です」と言い張れば大丈夫かな?
 あと武丸というキャラは何考えてるかサッパリ分からないんですよ。でもキッチリと筋が通ってる。どう通ってるのか説明しろと言われても、これが分からない。
 誰が演じてもあの謎の最強感は出ないでしょう。

8、族車の再現が難しい
 全て絶版車です。多くが中古市場に出回ってますが、鰐淵(カワサキKZ1000J2)とか在庫が無いんですよね。
 名言「事故る奴は、不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ・・・」からの自身が事故るまでがワンセンテンスなので、再現してほしいところです。

9、現代は監視カメラがある
 渋谷ハロウィンで車ひっくり返した事件ありましたよね。あれで特定されたのとかもそうなんですが、監視社会ですからね。
 なので、昭和設定で再現するしか無いです。
 あと、思ったんですが特攻の拓って安保闘争そのものなんです。
 警察と闘うのも、米軍基地に乗り込むのも、憲兵をぶん殴るのもかつて日本であったことです。
 だから歴史ものとしてやれば企画は通るんじゃないかな、と。
 ただ、次の10が厳しいです。これが出来ないと実写化とは言えません。

10、天羽の最後を多分、ちゃんと再現してくれない。
 天羽が死ぬ前にトラックを殴り続けるシーンが有るんですよ。
 ここは本当に重要なシーンで「スピードの向こう側」そのものです。
 読者によって様々な解釈がありますし、そこに異論を挟むつもりはありません。
 ちなみに私の解釈は以下のようになります。

 天羽は増天寺ライブで解き放たれました。
 しかし、ベイブリッジで子猫を轢きそうなトラックを見て現実に戻されてしまいます。
 世界は弱者を気遣うヒマが無いほど忙しくて、暴力に満ちたままだと思い出すんです。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」宮沢賢治
 トラックは世界そのものだったんです。
 だから殴ったんです。
 殴り続けたんです。
 天羽時貞は純粋すぎるがゆえに死ぬしか無かったんです。

 ・・・繰り返しますが様々な解釈がありますし、そこに異論を挟むつもりはありません。もしドラマ化されて原作そのまま再現されれば問題ありませんが、うーん・・・。
 実写化すればね、今の子達にもこの傑作を知ってもらえるのでやってほしいですね。

2018年11月28日水曜日

サイレントマジョリティーの犯人、永遠に明かされない説

 ここに提唱します。
 これは私が起源なんで、そこは宜しくおねがいします。
(気分を害した御方は、文末まで飛ばしてください)

 ・・・まず、この説において私は思考停止したわけではありません。
◆犯人はテントフリ
 メガネの奥が見えないので。同じくメガネのシェジュールは視線が分かるよう描写されてます。
35巻より引用
 最初にウッディーたちを殺した時ですか、この二人のうちのいずれかが第三王妃系列でテントフリに『(黒ぼっこに)憑かれた者』として選ばれました。
34巻より引用
 また、能力の射程距離の10人は術者ではなく、憑かれた者に依存すると仮定します。
 ・・・・・根拠足りなくないか? こんな理屈なら誰でも当てはまるじゃん。そもそもミュハンもウッディーもトイレ内だから見えて無い。つまり、視線は根拠にならないが?
 はい、私もそう思います。

◆ヒントらしきものが無さすぎる。
 無いんですよ。
 この時点での殺る気と上司(王妃)の気質を考えるとムシャホが挙がるんですが、うーん・・・私はテントフリで。
 ただ、我ながらこんなガバガバのガバ予想、当たったとしても嬉しくもなんともありませんね。

◆対処法が確立している。
 なんてゆうか、今さら誰と分かっても仕方ないんですね。
 クラピカたちもどう対処すればいいか分かっているので。
 それに現時点のカキン司法において、念能力が凶器では送検は難しいです。つちぼっこと術者の因果関係を証明できません。

◆レベルE野球編の前科
 バカ王子が偽甲子園に閉じ込められたやつ、ありましたよね。あれも犯人追求しなかったじゃないですか?
 あれをここで盛り込んできたかなぁ・・・と。

 ――いかがでしょうか?
 この説の素晴らしいところはですね、連載終了まで証明されないことです。
 短く見積もって二十年後でしょうか? というわけで、私が起源でも誰にも評価されません。
 ではでは。

2018年11月24日土曜日

マフィア抗争開始!待望の船編ヒロイン登場!!【HUNTER×HUNTER390話感想考察】

個人的にはハルケンアロー3回目の鳴動のカラクリも気になりますが、冨樫先生も単行本の締めとなる回にバトルを置いてくるあたりは読者人気を気にしているのだなあと何やら安心します。

【悲報】チョウライさん、妄想王だった。
 王になった後のことばかりを考えていたことが判明!
 一日一個のコインで何処まで・・・!?
 そして、重要なことはマフィアの父(実父かどうかは不明)に丸投げ・・・!!
 見た目は明らかに武術の達人なのに、チョウライさんの愛されキャラが止まりません。

◆通称おかっぱちゃん又はパッツン登場! ただ、脇役どまりか・・・?
パンピーちゃん
 やっぱりかわいいキャラクターは重要ですよ。
 ただ、結果から見るとリンチとザクロの強さを見誤っているようにも思えます。旅団あたりの咬ませになりそうな感じは否めません。

◆ヒンリギの能力強くねーか問題
ヒンリギ=ヒガンダノフ(具現化系)
能力"てのひらを太陽に(バイオハザード)"
触れた機械や武器等を元の機能を有したまま生き物に変えて操作する
 大きさというか、質量は大きくなっても小さくはならないかな?
 具現化系はゴリラを具現化する他にも、空間を捻じ曲げる性質があります。だからそのへんの理由で武器がね、その性質を有したままグニャァってなって・・・・まぁ次の連載再開までには頭が追い付いていることでしょう。
 とりあえずハンター世界における武器と言えば「貧者の薔薇」ですよね。船では破壊力ありすぎて使えませんが、なんというか夢のある能力ですね。銃だって、武器だってみんなみんな生きているんだ友達なーんーだー。

◆リンチの能力微妙じゃねーか問題
リンチ=フルボッコ(放出系)
能力"体は全部知っている(ボディアンドソウル)"
標的に質問してから殴る事で標的の心の声を聞く事が出来る
周りの人間には聞こえない
 心滴拳聴に近いのかなぁ・・・と。ゼノが言ってたアレです。
 絵的に面白いですね。ただ強いかは疑問です。放出系は瞬間移動の性質も兼ねているので、質問したことで表層意識に浮かんだ記憶をパンチで記憶が瞬間移動して掬い取る。そんな感じでしょう。
 マフィアが拷問で何か知りたいなら自白剤とかでいいんじゃねーのと個人的には思います。

◆ザクロの能力どっかで見たぞ問題
ザクロ=カスタード(操作系)
能力"血いさな世界(ブラッディメアリー)"
自分の血液を自在に操る
ジェダ
 他にも血で戦うキャラ、結構ありそうですね。JOJOのみならず、冨樫先生の引き出しは無限ということで。

2018年11月21日水曜日

ハルケンブルグの狙いはベンジャミンまたはバルサミルコ。刺客はライスとビクト。3回目の鳴動の真実。

まずこちらをご覧ください。
386話から引用。ライス。
 唐突なバンザイ自害にビックリして倒れたようにも見えますがこれ、矢(鳴動3回目)でライスが撃たれたところです。隠で。オーラの矢が壁を抜く可能性は最新話でも散々言われてますね。
 壁で見えないのに、どうやって狙ったのか?
 間取りは分かります。インターホンを押すことで、誰かがインターホンの前に立つことが確定します。
 もしかしたらドゥアズル経由でライスがインターホン前に立つように誘導したかもしれませんが、現時点でそういう描写はキャラ群の憶測でしか見当たりません。
 憑依できるなら誰でも良かった。
 たまたま、ライスでした。
 憑依ライスは敵陣営の思惑を探ります。

◆ビクト行方不明の謎。司法局行きはハルケンの狙い通り。
 結果論からになりますが、ハルケンにはビクトを行方不明にする理由がありません。ビクトの扱いに困り、かつ拘束されて憑依能力バレを恐れるのならば、また自害させればいいだけです。
 よって、わざとです。
 ハルケンは、二日目ムッセが行方不明になったことでベンさんとカミィ、そしてバルサが法廷に立ったという情報を得たとします。法廷に立った情報は得ていてもおかしくない、とします。
 だからビクトを行方不明にすれば自分も法廷に立てると考えました。

◆第一候補はベンジャミン
 なんとかしてビクトを法廷の場に紛れ込ませます。ビクトと、あと証人として法廷に立ったライスに殺させます。

◆実際はバルサミルコ狙いか?
 王を含む霊獣持ちは殺しあうことが出来ません。
 ハルケンはナスビを撃ち、自分を撃ったことでこれを知っています。
 霊獣のジョイント能力で増えたオーラを使用して練った矢は、他王子に刺さらない(とハルケンは考えるとします)
 覚醒ハルケン視点で、現時点で最も邪魔なのは国防法に基づいて兵士を送り込んでくるベン私設兵たちです。
 次点で均衡の名目で念能力を拡散しているクラピカです。
 クラピカは継承戦とは無関係なハンター協会員なので折衷案がありそうですが、ベン私設兵はそうはいきません。
 ベンジャミン傀儡説が出るくらいの有能かつ出しゃばりなバルサミルコを狩りに行くのはハルケンとしては当然だと思います。
 2019/01/31追記 クレアパトロにアロー食らわせれば司法を操れますね。個人的にはこれに期待したいです。

 ・・・いかがでしょうか? 推論が多いですが、以下は鍵と考えて良いと思います。
・ライスにハルケンチーム憑依
・ビクト行方不明の謎
・ハルケンはわざと司法局に行った。
今回も10話で休載期間突入確定ということで、ゆっくり考察できますね。

2018年11月15日木曜日

HUNTER×HUNTERの矛盾点、疑問点、その解答【随時更新予定】

 ネットサーフィン(死語)をしていると、思わぬ勘違いをしている人が多く見受けられます。気付いたら追加していきます。

◆ネオンは本当に死んだの?
 不明です。除念か何かでクロロの本から外れたかもしれません。
 ただ、個人的には死んだと判断して良いと思います。もっと言えば、ネオンを殺したのはヒソカだと考えます。
>今回の戦いの反省と復讐をふまえて、クロロの能力を削っておくという――
 34巻解説より抜粋。未来予知はヒソカにとって脅威ですからね。
 ネオンは能力を失ったことで、組織のボスは父ライトになった。ネオンはクラピカたちの護衛対象から外れて自由になった。そこでほら、いつだったかネオンはトイレで変装したじゃないですか? トイレと言えばヒソカですよ。まぁそんな感じで。

◆船のイルミはヒソカの変装! なぜならずっと一人称がオレだったのに、船編になってからボクになってるからぁっ!!
イルミ_ボク
 無いです。いやーこれね、芸スポでスレ立ってたんですよ。これがヒソカイルミ説の根拠だって・・・驚きました、本当に。

◆ウヴォーギン
 「鎖が…!!デカく…!?強力に!?」
 これがあるのに操作系と思い込んだウヴォーがおかしい。だからアニメでは改変したのだ、という御意見です。
 ただ、操作系には記憶を改竄する要素もあります。
 ウヴォーとしては『鎖野郎は具現化系と思わせるために鎖をデカく見せるイメージの記憶に改竄した』と判断してもおかしくはありません。
 常時、鎖を出していたこともあり、操作系であると判断したことについては、結果論以外では特に落ち度はありません。

◆コルトピ
 "具現化したものが円を出来るのはおかしい。円ならば凝で見破れる"
 33巻でジンも円はバレやすいみたいなことを言ってましたね。ただ、この件は違います。
 コルトピ「ぼくのコピー『円』の役割もはたすから」
 クロロ「お前のコピー『円』の効果があると言ったな?」
 効果、役割であって円ではありません。
 屁理屈と思われるかもしれませんが、ムッセのミミズクのように術者本人しか見えない能力もあります。

◆念を知らない人が多いのはおかしい。
 船編に入ってからこの疑問をそこかしこで見掛けます。
 ただ散々、本編で説明されてるので、あらためてどう解説すればいいのか分からないですね。読み返せばね、分かると思います。ちゃんと読めば。
 まず、誰でも念を知ってたら物語序盤の展開が完全に破綻します。
 ハンター協会だけじゃなく、商業を仕切ってるマフィアも均衡の名目で守秘してるんだから、これで情報が無闇に流出すると考えるのは・・・。
 天空闘技場に関しても、レオリオがジンを吹っ飛ばした動画も、ウェルゲーのように『手品』と判断する人が多いのでしょう。実際にヒソカなんかは手品調で勝ってますからね。ゴン対ヒソカ戦もガムとゴムについては実況解説も見えていない感じでしたし。
 うーん・・・なんか良い解説、考えたいです。

◆オーラは光って見えるのに、停電戦法(12巻)が通じたのはおかしい。
19巻より引用
 難しいお題です。外法を喰らう前ですからね・・・3つ、回答を用意しました。
①ゴンとキルアは絶を使っているので光っていない。
 二人ともこの時点で絶の達人です。
12巻より引用
 オーラ出してる時と出してない時の描きわけがされています。
 ただ、この手刀をおっぱいガードした後のマチが「殺気を出せば構える」と見えていないことを示唆していることを言っていまして、そしてこの手刀がしっかりオーラが出ているような表現でして・・・うーん、万人が納得する理屈では無いのかな?
②念の攻撃を警戒した。
 念能力は目に見えるものだけではありません。このときの旅団は『攻撃されている』と理解しているので、暗闇状況でも目に見えるものに捕らわれずマチは「殺気を出せば構える」という言語表現を選んだ。
キメラアント師団長クラスには光って見える
 この会話の少し前に、キメラアントは五感が発達しており、見るのではなく「感じる」タイプが居ることが分かっています。
 基本的に眼球というのは脳に光学信号を送ることで映像として認識しています。眼球だけで完結はしていません。
 これを踏まえて、コルトたちは眼球を除く五感でオーラを感じ取り、脳みそに「光って見える」と映像情報として認識させた。つまり眼球に頼らずに脳みそが「ラモットがなんか光ってるぞ」と認識している状態なのです。
 ・・・・・面倒くさい理屈ですがこの理屈ならね、精孔が開いてない一般人から見ても夜道を歩くクロロが蛍光素材でなんか光らせてる痛い人に見えないかなぁ・・・と。 

◆これはジイちゃんのドラゴンダイブ!
 なんで知ってんだよという話ですね。
・ヨーヨーを取りに行った時にゼノと会って会話した。 
・念を知る前からドラゴンダイブの破壊力を知っていて、念を覚えたあとに「そういやあれ、じっちゃんの念能力だったんだな・・・」→「これはジイちゃんのドラゴンダイブ!」となった。
・なんかいきなりゼノから電話掛かってきて、自分の能力を解説して切った。
 ――これに関しては、ご想像におまかせします的な感じにしかなりませんね。

2018年11月10日土曜日

5831文字【HUNTER×HUNTER388話感想考察】

 今回、約5831文字です。ズズズ・・・とかの擬音は省いてます。
 ネカフェでアイス食いながら数えたので正確さについてはご容赦ください。
 ラノベ1冊が10万文字と言われています。
 ただ、この10万は重厚な部類でして、シリーズものとかのスッカスカなやつは体感6万文字も無いですよね?
 あと漫画には句読点がありません。句読点の割合は2%と言われています。
 よって単行本37巻は文字だけでラノベ級、キャラの表情や情景描写などの情報量を加味するとラノベ越えです。

◆リハンという主人公
・モノローグで「!」マークがやたら多い。ぼっちでも寂しくないタイプ。
・これまで何度も返り討ちに遭ってる模様。つまり実戦経験が豊富
・ウショウヒの勇み足(フーちんの能力を教えてしまう)に対して怒らず、心の中で嘆くにとどまる。
・そんなリハンをヒュリコフらベンさん私設兵が頼りにしている。
 なんかね、冨樫先生がリハンを気に入っているのが伝わります。
 プレデターの能力って何か元ネタあるのかな? 無いですよね。
 想像妊娠で生まれた子どもが相手を食らうという・・・いったい過去に何があったんでしょうねリハン?
 うーん・・・
 仮にですよ、リハンの心は乙女とします。
 愛する相手の子どもを産めない悩みが、歪んで、憎しみへと変わり、とうとう殺してしまう。
 いやいや、闇深すぎでしょ・・・まだちょっとね、時代が追いついてません。

◆世界のリハン
 英語、ハングル、日本語のリハン。
 ・・・なんか5ちゃんの芸スポにスレ建ってたんですが、みんなリハンに夢中のようですね。

◆ビルの能力「球根(ハルジオン)」
 ハルジオン・春紫苑【花言葉】追想の愛 ・・・一部の地域で「貧乏草(ビンボウグサ)」と呼ばれていて、花を折る、摘むと貧乏になるといわれます。
 強化系といえばウヴォーやゴンさんが連想されますが、ギドのようにコマの回転力を上げるとかありましたね。
 この成長が人間にも及ぶと凄いんじゃないかみたいな話もありますが、ワブル急成長とか。
 そうじゃないとしても暗黒大陸における栄養不足を補うための食料確保に大いに役立つことでしょう。
 暗黒大陸で得られる肉や植物が個々の体質に合わないとか有り得ますからね。現実においても日本人はアルコールの分解が苦手とか、そういうのありますし。
てか植物といえば蔵馬ですね。

◆ちょっと分からなくなったドゥアズル王妃というキャラ
 スラッカも『なにごとにも控えめな御方』と評価している。
 娘カミィのわがままに手を焼く母親。カミィを含む側近たちの念の師匠に違いない。
 ・・・と、思ってました。
>母が姉に相談もせず判断するわけがないから…
 ドゥアズルがカミィに依存してるような印象を受けます。
 ちょっとこの母娘関係が見えなくなりました。
 ただ・・・
 ドゥアズルがカミィに依存してることにより、以前にあったハルケンブルグ殺害命令が実行されるんじゃないかと思ってしまいますね。
 そういえば1009号室ハルケン部屋のドゥアズル所属兵って何してんでしょう?(パーティフォームしてるのは直属の14人)
 来週はバトル来るのかな?

2018年10月29日月曜日

本当は勝ち目が無かったクロロ【ヒソカ対クロロ考察】

 ヒソカって強いの?
「冨樫先生はメディア記事に残らない形のインタビューでヒソカは最強と語っている」とのことで、最強視されています。
 また一方では「ヒソカス」「雑魚専」「じょ、冗談だよぉ・・・」「ヒソカにはトイレがあるから・・・」とカス扱い親しまれています。
 どっちが正しいのか?
 直近のクロロ戦で見てみましょう。長くなるので先に結論です。

【結論】天井に一時撤退すればヒソカは勝った。

◆天空闘技場フロアマスター戦においてヒソカは最強

 ドヤってるクロロに目が行きがちですが、ヒソカは血に何か罠あるとまで考えて天井へ回避しています。
 この天井回避ですが、とても強いです。
 接近戦を仕掛けつつ、危なかったら天井回避。
 相手が追撃してこなければゆっくり考察。
 念能力の戦いは、能力がバレると対策を立てられてしまいます。
 また、ナックル(ゴン戦)が言うには、戦闘時はオーラを大量に消費します。
 もちろんヒソカの天井回避(陰ガム+バンジー)もオーラは消費されますが、クロロが慣れない能力を幾つも使いこなすよりは遥かに軽いでしょう。
 また、カミィのようなリソースを大幅に割いて、分からん殺しするタイプですが、フロアマスター戦なら事前にある程度の予習が出来ます。
 フロアマスターになるためには200階クラスで念能力者たちとの戦いに勝たなければいけないからです。
 ヒソカの天空闘技場における最強評価は揺るぎません。
 よって、クロロに勝ち目はありません。

◆天井回避をさせない戦い。
 クロロの戦いですが、天井回避をさせないことに終始します。

 上から下への攻撃。
 飛ばさなかったことで、ヒソカに勝利したと言って良いと考えます。
 ヒソカが天井に張り付いた場合、クロロが開示した能力では効果的に対処できません。
 もし天井に逃したら、時間が経つほど観客は減ります。
 待機させている人形は警備隊や救護班に怪我人として運び出されます。
 クロロの位置がバレやすくなります。
 クロロは他にも能力を隠し持っていたかもしれません。ただ、百戦錬磨のヒソカに対して、しかも天井に張り付いてる状態となると、厳しいと思われます。
 また、スキルハンターは奪った能力の理解が浅いという弱点があります。

◆心の闇に思いを馳せながらす能力をものにしていく…スキルハンターの醍醐味だよ。

 なんかカッコいいこと言ってるように聞こえますが、要するにこれ、奪った能力を理解しきれていないということです。
 チート視されるスキルハンター+ダブルフェイスですが、本当に使いこなそうとすると大変ということが、ポエムから読み取れます。
 よって、クロロに勝ち目はありません。

◆天井に一時撤退すればヒソカは勝った。
 場面:偽クロロ撃退~館内放送「ヒソカを壊せ」
 
 この間に天井に飛んでればクロロは飛び蹴りか、ピッチャークロロをするしかありません。
 そうするとクロロの位置はバレます。
 この時点でシャルアンテナは残り一本です。警備兵や救護隊が来ることを考えると、クロロにとっては厳しくなります。
 ですがヒソカはというと・・・
・観客席で散歩しながら考察。
・ステージ中央に飛び降りる。
・ゆっくりと観客席を見渡す。
 ・・・うーん、どうなのヒソカさん?
 いや、ミスリードを仕込むことでヒソカに長考させたクロロを褒めるべきでしょうか。
 結果、位置がバレない状態で大量の爆弾兵完成という、詰みの状態に入ります。
 位置がバレたら爆弾兵、自分が巻き込まれることを考えると使いづらいですからね。

共闘はあったのか?
 多様に渡る共闘論ですが「共闘無しでも勝てた」という表現でいいかなぁ~と思います。
 ブラックボイスを使ってるシーンが割と多いので、栞と併用と言ってもヒソカに見つからずに大量のコピーって厳しいでしょという御意見は理解できます。
 ただ、上記の長考に入ったシーンがね・・・仮に共闘があったとしてもヒソカさん、これ言い訳できないでしょ?

●まとめ:ヒソカは強いけど、トーク込みで自分のペースを維持したクロロが全てにおいてヒソカを上回った。
 頭ハンマー食らったことすら想定内に見えてしまうくらいのクロロ投手のパーフェクトピッチングでした。
 ただ、この時と場所のクロロが最強かというと疑問もありまして、ピトーなら禍々しい円を展開して、動ける観客を減らせるよなぁとか色んなifが浮かびますね。ただ、ピトーに対してはそれ用の能力を用意して完封してくれることでしょう。たぶん。

 ――うーん、本当は「ヒソカ強い!」という記事にしたかったんですよ。いや、本当に。読み返したら、そんな感じ、しませんね。クロロの頑張りを強調するだけの記事になったような・・・いや、気のせいでしょうね。

 以上、長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。

2018年10月20日土曜日

無知の不死? テータちゃん、人外に【HUNTER×HUNTER385話感想考察】

冨樫先生からの挑戦状が来ましたね。ヒントは出したぞ、という感じがします。
何が起こったのか? 順を追って見てみましょう。

①ツェリ絶(壺念獣が見えなくなる)
②テータ発砲
 ・発砲音アリ
 ・頬のテープ消失
③ツェリ眉間に食らって脳症をぶちまけつつ倒れる。やったぜ。
④センリツ演奏
⑤テータと部下たち、音の世界へ
(3分)
⑥テータと部下たち、我に帰る。ツェリ健在。
 ・頬のテープ復活
 ・床は綺麗。脳漿、ツェリの顔に血の汚れも無し
⑦テータ、気分悪くなって倒れる

つまり、どんな能力なんだってばよ?
5ちゃんのバレスレ眺めてるんですが、ちょっとまだ分からない状態ですね。

 まず、考察する上でですね、
一、ツェリが絶をしたから壺念獣(馬)の効力は一切、無い。
一、ツェリが絶をしたけど、テータの傷に宿っている何かのせいで壺念獣の能力は発動した。
 いずれかを選んでいただく必要があります。
 双方を踏まえて立体的に考えることが出来る方なら大丈夫ですが、私は出来ません。
 では見てみましょう。

◆幻覚説
 私もこれに類するものだと思います。テータちゃんの傷テープがこのときだけ消えてるし。
 ただ、発砲音があって、部下も聞いてるんですよね。
 壁を隔てた部下にも幻聴が発生するの? 他の部下には壺念獣の傷、無いよ? 幻聴だけを共有する幻覚なの?
 うーん・・・分かりません。

◆時間操作説
 ツェリが死んでぇ、センリツ演奏後にぃ・・・発砲した直後に? 時間を巻き戻してぇ、なんか他にも色々してぇ、背後にゆっくりぃ・・・回りこむぅ?
 つじつまがあってるように思えます。
 ただ、頬のテープが消えてる理由とタイミングがちょっとよく分かりません。

◆蘇生説
 絶がキーとなって蘇生する。カミィがそうですね。
 前回に湧いた新種の観音様が救済してくれたわけです。ありがたやー。
 ・・・ただ、カミィは血のりが残っていて、「一度死んだ」という事実の断片が残っています。ツェリにはありません。お掃除したのかな?
 ただ、どういう風に考察を進めるにしても、蘇生説は留意しておくべきだと思います。

◆てか、このツェリ、何?

 テータの様子がおかしいことから、何かがあったことをめっちゃ考察してるように見えます。
 ついでにこれ。晩餐会に参加しなかったのか、途中で飽きて離席したのかな?


 ――私としては幻覚説で考えを進めたいんですが、うーん・・・発砲音がネックですね。

★テータちゃん、人外になる
 ツェリが生きてる理由は置いといて、壺念獣の能力は操作系寄りっぽいですね。

1、「嘘つく女が嫌いだけど、信じていいのか?」「はい!」 頬に傷。ズキズキ。
2、撃ち殺そうとする。(生きているのは念獣能力かどうかは不明)。馬『次、嘘ぶっこいたら人外にするね』 ←今ココ
3、上等だ!更に嘘をついて新たな生命としてリスタートするテータちゃん。

 サルコフが『人間ではない何かに変えて自身の手駒に加えるため』と言っていますが、どうなんでしょうね。
 正しいんでしょうけど、まだるっこしいというか、手駒にするまでが相当、長いです。
 それでね、考えましたよ。

ツェリードニヒ念獣の能力「エディプスコンプレックス」
 身近な女性を『母親』にする能力。(操作系、要請型)
 ツェリが無意識に母性を感じた相手の頬に二線のマーキングをして、『母親』にする。
 二線である理由は、過去にツェリ自身が二線者に対して母性を感じたことから来ている。
 この『母親』にされた女性は、無意識にツェリを守り、育てようとする。
 (『母親』がツェリの元から離れた場合は頬の傷は癒える)
 念獣自身もツェリを外敵から守るために戦う。この戦闘力は母親の強さに依存する(劇中ではゴキブリ退治)
 この『母親』がツェリに対して嘘をつくと、念獣が警告する。
 嘘を繰り返すと『母親』は、ツェリードニヒが望む強くて美しい、真の母親へと進化する。

 いかがでしょうか?
 エディプスの逸話に馬が出てくるし、あとツェリってマザコンというか、女に対する偏見というか、女に対して理想が抱いてるところあるんで。
 別にファッションとファックだけでもさーそれを許容すればいいじゃん、っていうね。はい。

センリツご招待
 もともと、クラピカの依頼でツェリと接点を持つために乗船したので、センリツはツェリとご対面です。
 ただ、センリツも女なんですよね。
 テータちゃんとセンリツで総合芸術なんてことには・・・うーむ。

2018/10/22追記
◆「嘘」が壺念獣トリガーなのはミスリード?
 バレスレで嘘の程度が分からないといったレスがありまして、そう言われると『肩にゴミが乗ってる』というのも嘘なんですよね。
 こうなると、事実のみを抽出して検証するのもいいかもしれません。

2018年10月12日金曜日

新種の観音かな? FFのラスボスみたいなツェリの念能力【HUNTER×HUNTER384話感想考察】


不知式観音! ツェリとは心の所作!
総合芸術云々言うだけあって、アート感が出てますね。
中に人を取り込んで、解体作業でもするのかな? 何やら第一形態っぽくも見えます。
王子ごとの性格、言動に反映した能力を有しているケースが多いので、ツェリもね、これまでの言動に則した能力じゃないかなぁ、と。

◆拷問死体はケツ持ちとしての制裁
 部屋は荒れているけど、血だまりは中央だけ。
 モレナの件で電話していて、口調は穏やかながら超不機嫌。
 切れ味の悪そうな刃物と、あと指も切断されているので拷問でしょう。部屋が荒れてるのにはツェリの八つ当たりか何か?
 テータちゃんは普通にしているので、敵襲では無い。(他王子の関係者なら司法が動く)
 よって、『ツェリの私設兵エイ家担当(執事?)が拷問された』と考えます。
(2018/10/20更新 次回にこのキャラいるやーん!)
 モレナの一連のセリフ(378話)は、ケツ持ちのツェリのことを一切、気にしてませんからね。レベルアップ50ボーナスにもツェリ、含まれてますし。まぁ、念能力のこと知らなかったし、舐められても仕方ないのかなぁ・・・と。
 「手が空き次第、オレも動く」とのことですが、自分で下層に行くのかな? フーちんも三層に出て、大したペナルティ無く帰ってきたし、ありそうですね。
 ぐるぐるパンチ対ツェリ観音・・・うーん、それは無いか。

◆モレナチームのレベラッボーナス加速中。
 現時点でモレナ隊は何人殺したのか?
 モレナ44人【レベル45から計算】
 ルイーニー23人【三層一般客19人+倉庫番4人】
 不明(牛と会話したロン毛?)1人【三層一般客1人】
 不明による行方不明308人【シャ組員8人 労働力300人】

 行方不明が実は生きてるなんてことは・・・まぁ、はい。
 組は三つある。
 シュウ家の人数は比較的、多め(プオール一家、曰く)。
 エイ家だから除外ということも無さそう。
 単純計算で既にキル数1000人越えといったところでしょうか?
 20万人を殺してレベルアップRTAはなかなかの出だしですね。

◆巻末コメントに恐怖するか、はたまた安堵するか。
大体の構造が決まり経験上の感覚で先の長さを測るが予め誤ります。遠い・・・頑張る(冨樫義博 巻末コメント)

 私は安堵しました。
 ああ、終わる見込みがあるんだ・・・と。
 ドン=フリークス執筆中の回でね、ある種ね、諦めてましたからね。

2018年10月11日木曜日

「ロンリースターイズナビ」「モレナ朗読」 384話の人気嘘バレ

 カチョウ死亡後の回です。
 今週は嘘バレが多く、優秀なものばかりでしたね。全部というわけにはいかないので2つ、コピペさせていただきます。

384 体系(システム)投稿日:2018/10/11(木) 11:44:22.44 ID:Bute24+Ma
や~ん素晴らしかったわ~と晩餐会の余韻に浸るタイソン
好機だな とオラーウ
オラーウの念能力“猿の惑星”(2001年宇宙の旅)
小さなロケットを飛ばして当たった相手を操作する 離陸から着陸までの時間は相手のオーラと思考力に大きく左右され更に着陸時航行軌道上に別の対象や物体が存在した場合ロケットは不時着する
航行中のロケットはオラーウが何も考えていない状態である限り術者以外には一切見えない
ミッドナイト・メイキングと呼ばれる儀式にイズナビにも来る様促すタイソンに対してロケットが大きく急進する
イズナビ「王子」
「大変失礼ながら」
タイソンの念獣の目玉が大きく見開いている事に気付いたイズナビが考察を巡らす
「…ロッカーとは孤独な星(ロンリー・スター)の元に産まれた憐れな逸れ烏(ストレイ・レイヴン)なのです」
タイソン「!!」
「声に全宇宙の魂を込めるには夜の静寂には群れる事なく独り爪と牙を研ぎ済まさねばならない」
「憎しみや愛とかにオモチャにされる事なく!快感なんてそこにしかない!ぶち壊さなきゃいけない自分がいるんです!」
「それが私の宿命(サダメ)なのです」
興奮のあまり失神するタイソンに従者が駆け寄る
タイソンの念獣が見えなくなる
ロケットの進みが遅くなりオラーウは小さく舌打ちする
ジュリアーノ「パネーっすイズさん 未来の国王っすね」
イズナビ「阿呆か」

第六王子は手中に収めたも同然ですな
明日午前中にはオラーウのロケットが“着陸”するでしょうとバルサミルコ
宗教家で楽天家 最も警戒され難いであろう第六王子なら他の王子に接触するのも比較的容易い
二人程道連れにさせられれば上出来


1007号室
叔父が襲撃に遭った、とルズールス
「愛猫の飼育ケージを開けた途端手を刺された 中には骸と化した猫が横たわっていて親指程のサイズの男が逃げるのを見たそうだ これも念ってやつか?」
バショウ「違いねえな」
「厳重な警護を敷いたアジトの中に突然現れたというのなら恐らく空間移動に類される能力者だ んで親指程のサイズの人間ってのが確かなら本人のサイズを変更出来るのか相手の視覚や光の屈折率に干渉するとかなのかそもそもただの人形なのか」
「その能力自体そいつ自身のなのか別の奴のなのか…まあ空間系はコスパ微妙だし別の奴の可能性が高い」
そうか、まあ大事なのはそこではねぇよ、とルズールス
ルズールスは不思議な力が存在する事自体は母ドゥアズルによって知っていた
ドゥアズルは念能力者らしい
「叔父の言葉を遣うとよ 肝心なのは均衡(バランス)なんて簡単に壊れるってこった」
「継承戦は2つの体系(システム)に守られていた」
バショウ「過去系か」
ルズールス「1つ目の“マフィアによる第1層の不可侵化”は崩れたも同然だからな 1週間にして親玉が傷付けられてちゃ時間の問題だろ 現状掠り傷とはいえな」
バショウ「そして2つ目は壺中卵…か」
ルズールス「厳しいか?」
バショウ「一念能力として見た場合強力なんてレベルじゃねぇ 神サマなんて信じちゃいねぇが そいつに愛されまくった才能の持ち主が全生命を掛けてもこれ程のシステムを生み出せるかは正直疑問だ」
「でけぇモンが関わってるんだろうぜ 大量の人間とか莫大な時間とかその両方か もしくは」
(暗黒大陸 か)
ルズールス「そうそう1つ目の穴に関してなんだが」
「親指男は他のシマのヒットマンってセンが濃厚なんだがよ それとは別で幻影旅団って奴らが叔父達と手を組んでてよ」
バショウ「そいつは俺の仕事の料金体系に深く関わる話だな」

聴取に対してセンリツは、キーニ自身に言われた通り、彼は娘の事故死によって精神に異常をきたしており、少女二人に娘の面影を見て完全に狂ったのだと話す
キーニの妻子の事故死や心療内科の通院歴が確認され、今回の一件はキーニ単独による王子誘拐及び殺害事件として処理される
BW号に寄り添う様に漂っていたボートの中から発見されたカチョウの死因は心臓麻痺によるショック死と見られる
従者「性格は名実共に気高い王家の御令嬢そのものでした 勇猛で質実剛健かつ大胆不敵 他を一切寄せ付けない圧巻のカリスマ」
「それだけに強烈な悪意を抱いた悪党の突然の出現にはこの上ないストレスを抱かれた事でしょう」
「潮荒れ狂う大海の気候も王室育ちの高潔な御心身にはさぞかし毒であったに違いません」
「おいたわしやカチョウ様」
従者の心音を聞いて微かに顔をしかめるセンリツ
(今の所分かるのは第十王子の念獣が本人の死後に現れ恐らく第十一王子を守る能力であった事 生前の性格を鑑みるに納得のいく結果かしら)
(そしてどうやら霊体の姿が見えていたのは第十王子が第十一王子にとって害にならないと判断出来た人物(今の所あたしのみね) 第十王子自身の意志が宿っているのは確か でも何れにしても貴女は姉の死を確認しなければならないし)
笑顔のフウゲツを思い出す
(それを受け入れる為の時間とか言ってる状況でも無いのよね)
(教わってもらうわ 生き抜く為の力を…!)
カチョウがセンリツを見て頷いた絵
1010号室が封鎖された為セイコの元へ向かおうとするセンリツの元へダンジンが来る
ダンジン「協会員のセンリツだな」
「ボス直々のスペシャルオファーだ」
「君を第四王子の警護に任命する」

(選評)鯖スレ(5ちゃんの『ジャンプ打ち切りサバイバルレース』スレッド)に作品掲載順が貼られた直後ということと、この完成度、多くの方が本物だと信じました。イズナビの暴走がそれっぽいのが高評価につながったと思います。
 現在の本バレはトリップ付きで登場する通称ラクッペ氏が投下するので、ガチで騙せるかとなると、なかなか難しいところでしょうね。


384 不毛(投稿日:2018/10/10(水) 18:06:18.42 ID:h9SF4L+wp)
晩餐会会場の舞台袖で両手で顔を覆うセンリツ
センリツの演奏で意識が飛んでいた人々が、我に返って行く

海上に浮いている救命ボート
海面に無数の手が現れBW号に引き戻す

本を読み耽るエイ=イ一家組長モレナ
モレナ『どのように・・・一体いつから、人々は』
モレナ『権力諸関係において機能しているのは戦争であり・・・中断することのない闘争が平和を動かしており』
モレナ『市民秩序とは基本的に戦闘秩序である、と思うようになったのか』
巨大なモニターに映る暗闇に蠢く生物らしきもの
モレナ『機会を・・・』
別のモニターに映るマチ
モレナ『的確にとらえることと迅速であることとは』
別モニターの相変わらず食堂にいるフランクリンと、その周りに立つ三人の人物(後ろ姿)
モレナ『大将たる者の最高の特質である・・・』
別モニターの通路を歩くクロロと看護士(シズク?)
モレナ『・・・とか言ってみる』

マチの周りに突然現れるボクシングのリング
モレナの部下ピット(長髪のヒゲの男)の能力、『蒼き碌で無し(ファイト・クラブ)』でお互い強制絶状態で殴り合うことに
マチはルールを言おうとするピットを容赦なく殴り倒しストンピングを続ける

食堂でモレナの部下、犬のお面『チル』ツートンカラーの髪『ナリナ』バンダナにくまどりの『バスタ』がフランクリンの前に立つ
条件を飲めば、ヒソカ探しの力になるとの誘いに「必要ねえ」と断る
ナリナが念能力で自分を撃ってみろと挑発
フランクリンが睨みつけるとナリナの後ろで犬のお面を外して行くチル
「俺の顔をみろ~」

モレナ『何も考えずに、ゆったり、ボーッと大空を飛び続けたいと思う人もあるだろう』
『しかし、燃料には限りがある。やがて燃料切れの墜落が待っているだけだ』
『「人生に目的はない」とか「人生の目的が分からない」と言いながら、とにかく生きている姿は、目的地を知らぬまま飛び続けている飛行機と同じである』
『何かで気を紛らわそうと、はしゃいでみても、どこかから、得体の知れない不安がわいてくるのは、そのためである』
『着陸できる空港が存在しないと分かれば、絶望あるのみ』
『どうして、暴風雨に耐えて、頑張って飛び続けることができようか』
モレナ『・・・ちょっと』
モレナ『何言ってるかわかんない』(見開きでモレナのバック火山噴火)

BW号上空で念の龍に乗るイルミ、カルト、ゼノ
カルト「上から入れんのかな」
やれやれ顔のゼノ

やっぱ野球好きだわ俺。バット衝動買い。〈義博〉

(選評)嘘バレと分かっていても読ませるのはセンスというものでしょうか。5ちゃんで評価される嘘バレの条件として、端的に状況を書き連ねるというのがありますね。

2018年10月3日水曜日

カチョウ死亡。念獣カチョウはカチョウと言えるのか?【HUNTER×HUNTER383話感想考察】

 バレスレに簡易バレが来ましたね。
>カチョウフウゲツの守護霊獣
>両方とも相互協力型、フウゲツはワーム状、カチョウは無形(クラゲのやつ?)
>フウゲツの守護霊獣の能力「秘密の扉(マジカルワーム)」
>空間移動能力で往路を妹、復路を姉が操る
>カチョウの守護霊獣の能力「2人セゾン(キミガイナイ)」
>どちらかが死ぬとその者の姿となり、もう一方を死ぬまで側で守る

◆キーニ自害
 前々回(381話)のセンリツとキーニのサイレント劇の内容が明らかになりました。
 あの内容が、
『センリツに脱出計画に協力してと頼まれたが断るキーニ。このジジイ、ちょっとぐらいは手伝うとか出来るだろ!』
 という風に見えた人は居ますか?
 はい、私です。
 いやー、じんわりと来ますね。

◆ロック演奏 イズナビ・ジュリアーノ(H協会)
 イズさん、和装でクラピカと山籠もりしてましたよね?
熱唱。てか衣装は自前?

◎これが死後の念の正しいあり方。カチョウの願いの成就
◆カチョウを殺した無数の手は、これまでに死んだ王族のもの。壺の呪い。
 簡易バレなので確証は持てませんが、王位継承戦自体が蠱毒の儀式ということ。前回のパパの「ワシ自身が継承戦のシステムに組み込まれている」という言葉。このへんで、呪いってことかなあと。あと画バレでモモゼの手っぽいのが見えたらいいな・・・いや、良くないか。
◆念獣能力のカチョウはカチョウそのものである。異論の余地は無し。
・まず、一緒に寝てるカチョウは念獣ではありません。壺ルールでフウゲツ王子には念獣は見えません。
・フウゲツの側にいるのは具現化されたカチョウです。
・具現化系の真贋を見極めるのは難しいです。コルトピが作った旅団死体はマフィアの検死でも人間のものとして扱われていました。なので医学的にも人間の肉体です。
・魂(精神)の移動が可能なことは、前回にハルケンが示しています。つまり、カチョウの霊獣の発にも魂の移動は出来ます(断言)。
・新カチョウは復路の役割をこなしています。
・よってフウゲツの側に居るのはカチョウそのものです。
・何よりも、カチョウはフウゲツと一緒にいたいと願っていました。

 いかがでしょうか?
 なんというか、泣ける怪談ですよね。オカルト好きの冨樫先生ならではというところでしょう。


◆クラピカはどうするの?
 無数の手でワブルは脱出不可と分かりました。クラピカもなんとなく気付いていることでしょう。カチョウフウゲツは外に出たのに、なんで戻ってきたのかとかそんな感じで。
 次はクラピカサイドの話が来そうですね。

2018年4月6日金曜日

イルミカルトの狙いは厄災アイを宿すこと。アルカからキルアを取り戻せ!!

 ますます展開が読めない王位継承戦ですが、こういうときは視点を変えてみると何かが分かるかも?
 というわけで、イルミ視点で今後の展開を考えてみました。
謎多きイルミの搭乗
 まず最初に、イルミ=ヒソカの変装と無いとします。「ドキテク+陰」で騙せるかもしれませんが、ヒソカにメリット無いんですよね。野生の火竜は堂々と散歩してるし、本に探査能力を積んでたら即バレるだけなので。
・言葉の通り、ヒソカと婚前契約をした。死が2人を分かつまで。
・ビジネス(その1)。ホイコーロ王族(ナスビ含む)のいずれから「困った」「助けて欲しい」という趣旨の連絡を受けての、常連客向けの特別忖度殺人サービス。
・展望デッキに居たのは、第一層へ壁伝いに移動が出来るかの検証をしていた?
・独房のシャワーを浴びてみたい(これは牛に却下される)
 ・・・これだけでも忙しいクルージングですが、何かが足りない。ビジネス(その2)があるとしても、それでも足りない気がします。

イルミはキルアを愛してる
 かつて針を刺してたこと、木偶にするのも厭わない等、「キモいを通り越して怖い」「俺の知ってる愛と違う」という意見が多いと思いますが、イルミなりにキルアを溺愛してることは誰もが認めることかと思います。

 イルミとカルトにとっての敵は今も『アルカ(ナニカ)』
 選挙編のゾル家相関図でカルトはアルカに嫉妬しているとなっています。
 弟カルトの目的に関しては諸説ありますが、ここではカルトはキルアをアルカから取り戻したいということで話を進めます。母親からの依頼の可能性も込みで。
 ただ、キルアを取り戻す道は劇中の何よりも厳しいです。
 スイッチ神速キルアルカナニカと戦ってキルアを生かす形で勝つというのは、うーん・・・無理ゲー? 飛車角落ちどころのレベルではない。ひょっとして暗黒大陸からリターンを持ち帰るよりも厳しい・・・?

ナニカに勝つにはナニカ。イルミ、暗黒大陸へ。
 どんな無理でも叶えてくれる霧状生物アイなら大丈夫です。
 そしてアイなら、既に性質を把握しているので攻略の目処が立ちます。
1.暗黒大陸の南南西へ向かいイルミかカルトがアイを宿す。
2.六大陸に戻り、パプを見つける(ジン曰く、パプは人類領域内にも居る)。
3.キルアルカにパプをぶつける。
4.キルアだけをアイの命令で助ける。
 これでイルミカルトはアイを保持しつつ、キルアを取り戻せます。
 2と3は不要かもしれませんが、キルアもイルミ対策は練っていると思うので、パプという未知の敵をぶつけるなら確実かな、と。
 キルアはアルカを殺したイルミを恨むでしょうが、イルミにとっては恨まれることも愛のうちなので問題ありません。
 で、前述したビジネス(その2)は、おまけで三原水を持ち帰ること。依頼者はジンが言ってたミンボ共和国でしょうか。

ただ、現時点での予定航路は、許可庁は真北のブリオンシティー。ビヨンドたちは未開の航路を狙っているとのことで、アイが待つ南南西航路は予定にありません。

 そんなわけで我ながら結構な暴論ですが、イルミならね、このぐらいやると思います。あのイルミだし。

2018年3月31日土曜日

破格の移動能力のフウゲツ。これ強すぎて殺されるやつかな?【HUNTERXHUNTER380話感想考察】

 ミザイの言葉からクラピカと旅団の接触が匂いたちます。
 やっぱこれ旅団編ですよ。
 イルミカルトが展望デッキに居ますが、ツボネと連絡でもとってたんでしょうか。そういやイルミってチェーンジェイルのこと知ってるのかな?
 あと、ふーちんが迷子ですね。ミザイが質問してますが能力のことは話さないでしょうね。『お忍びで散歩してたら、従者とはぐれてしまった』とか言いますよ多分。
 てか、フウゲツ強すぎてヤバイ。強すぎて冨樫先生に殺される。

 フウゲツの履歴
・出航
・船内パーティ。カーちんに笑えよボケと耳打ちされる。
・二日目 昔の写真を見て、すすり泣く。
・三日目深夜1時(出航から37時間30分後) 1回目の扉発生
・フウゲツ流トレーニング
・四日目深夜0時過ぎ 2回目の扉発生「入り口の横!」ビッ
・同日未明、第三層に移動する。(念の事故?)
・四日目朝10時過ぎ 変な牛に質問される。

フウゲツの魔法の扉(マジックワーム)
 念獣の能力でしょうか。センリツがカチョウの念獣を見たことが無いと言ってるので、つまりフーちんの念獣は確認済み・・・いや、どちらかの断言できないかな。とにかくですよ、
 マーキング無しで、行ったことが無いカチョウの寝所に移動できる。
 行ったことがない第三層に移動した。(意図しない移動だとしてもユーザーに有利なバグであり、検証すべきチート級の移動能力)
フーちんは第三層に行った事はありません。
 親しい人間がマーキング条件でしょうか? 知人レベルでも可能? 前回、ぐるぐるパンチさんがアジトの中でマーキングされたのはヤバイと言ってましたが、そういった念常識を覆してます。
 下手したら『どこでもドア』です。ヤバイ、フウゲツ最強すぎてヤバイ。ノヴのようにハゲさせられる。

 そんなフーちんが何故か困り顔ということで、その行間を考察していきましょう。
 最後のコマの十時間前の出来事をおさらい。
姉カミィの無鉄砲さを見習ってもいい
 セリフと慎重な性格から考えられるテスト順。
A 入口の横に出口を設定して、扉から出た後に入り口に戻れるのか。
B 出口側から入口の場所を変更は可能か。
C トンネル内で行き先の変更が可能か。
D 2回ともベッド横だが、他の場所にも扉は発生するのか。
E どこまで行けるのか。
F カチョウと一緒に移動できるのか。
G 何人まで通れるのか。
 いささか慎重すぎますね。カチョウと二人だけで逃亡を主目的とするなら、D,E,Fの検証を優先して、他は不要で良いんじゃないかと思ったりしてしまいます。

◆慎重に検証していたのに失敗した理由
①トンネルでオーラ切れを起こした結果、第三層に放り出された。
②移動中に行き先変更を願ったら、念獣が混乱して放り出された。
③移動中、意図しない相手に扉が見つかった結果、放り出された。護衛のリョウジとかあの辺。
④船外(実家? 海岸?)への移動を試したら、何かしらの力が働いて魔法通路が遮断されて第三層に落ちてしまった。
 ①~③は想像の念獣ルールです。
 ④は想像を越えた妄想の類ですが、はい・・・序盤から下船や脱走が勝利条件みたいに何度も言われてると、冨樫先生がそんなヌルい勝利を許してくれるはずが無いじゃーんと思ってしまいます。
多くの読者は信じないと思います。


 BW号特殊空間説ですね。
 ナスビが脱走を考慮して、閉鎖空間を作ったのかも知れません。グリードアイランドではルール外の方法で外洋に出られたどうかは判明してませんが、継承戦のためのルール作りも出来そうです。
 この装置をぐるぐるパンチで破壊すれば、船外脱出勝利も有りえますかね。

少なくとも2度以上、能力を試した?
 「入口の横!」で第三層に出たというのは考えづらいです。扉の向こうに想定外の風景が見えたら戻ればいいだけなので。
 ただ目標を人でなく、場所としたからエラーとして変なところに放り出されたのかもしれません。

1日に2度以上、扉を出せた可能性。
 フウゲツは丸一日、以下のことをしていました。
 なんだろう……じわじわ来る。
 フウゲツ流によるトレーニングの様子です。心源流で言うところの点(≒纏)でしょうか。
 念能力の素質と系統は血統による部分も大きいことは明言されており、ホイコーロ一族は優れた念能力者の血統です。余計な知識が無い分、潜在オーラ量が大幅にアップしたのかも知れません。

 なんにせよ、フーちんは迷子となった結果、長ければ扉が復活する0時まで(14時間ほど)危険に晒されます。
こっちも移動能力ですね。

王子を殺せばレベルが50アップします
 カーちんワープの時点でコレやばくねーかと思ってましたが、うーん・・・死にますかね? あと、ゴンと顔が似てることも死亡フラグですね。キャラ被り的な意味で。

・・・と、見せかけて準レギュラー入りもある?
 暗黒大陸編を視野に入れると、移動能力が必要です。ノヴがハゲてるし。

 フーちん1人だけしか移動出来ないとしても強いです。
 クラピカのスチールチェーン→ファンファンクロス(ヨークシン編で風呂敷でノブナガを包んだアレ)、または類似能力→フウゲツにセット。
 これでノブナガも運べる無限の輸送力です。

イルミについて
 色々な可能性を秘めたイルミ登場から何週間も経ちますが、ちょっと予想がつかないです。考えがまとまったら記事にしたいです。ストーリーの全体像を考慮すれば掴めるかも?

☆これにて休載!冨樫先生お疲れ様でしたっ!!
素晴らしい。
 ネットを見てると休載に納得しない意見が未っっっっっだに見られますが、ここまで設定を練るのは時間が掛かるものなので、仕方ありません。

2018年3月27日火曜日

幻影旅団とクラピカの共闘の可能性。パクノダの死後念【考察、予想】

 旅団はその気になれば一層に行けるということで、クラピカと旅団の再接触が現実味を帯びてきました。
 再会したらどうなるのでしょうか?

 まず、相互利益関係を見ていきましょう。
一、旅団「ヒソカどこー?」→クラピカのダウジングチェーンで一発。
一、クラピカ「継承戦を膠着状態に持ち込んだが安心できない。下層で事件でも起きて荒れればなぁ・・・」→荒らすことにかけては世界一の幻影旅団。

 クラピカと旅団はWin-Winの関係を築けますね。
 旅団側はヒソカの安否、乗船の有無にかかわらず、お宝ゲットという目標もあります。
 お宝にはツェリの緋の眼が含まれているので、クラピカは旅団と関わらざるを得ません。旅団側としても最凶最悪のチェーンジェイルは無視できません。
 これらを踏まえて現時点(2018/03/27◆379話)でのトレード成立条件を考えてみました。
 クラピカが旅団の盗賊行為を黙認する。ヒソカの味方をしないと約束する。ヒソカの情報を提供する。その代わり、旅団はワブルとオイトを『誘拐』という形で保護をして下船する。後日、盗品から緋の眼をクラピカにプレゼント。
 うーん完璧、大団円ですね。
 ・・・でも、こんなトレード成立するほど旅団とクラピカの関係は良かったかな? 何年も前だし忘れちゃったよ。
 おさらいしてみましょう。

クラピカ(before)
 まずはヨークシン以前のクラピカの旅団に対する印象です。

 あーこれは絶対に許さないやつですね。追憶編は重い、あまりに重い。重すぎます。これはもう復讐しかありません。

旅団(before)
 ではウヴォーが復讐されたことを知った旅団はどうでしょう。

 うわークラピカめっちゃ恨まれてます。これはもう殺し合いですよ。不倶戴天の敵、和睦なんて絶対に無いわー。

転機
 双方ギリギリの駆け引きが続き、状況が変わります。パクノダです。


 『結果』から見ると、死後の念じゃないけど、それに近い何かが発動したかも知れません。ではその『結果』を見てみましょう。

クラピカ(after)
 優先順位が緋の目>蜘蛛に変わりました。追憶編の重さを考えると、大きな進展ですね。

 緋の目コンプリートするまでは、少なくともクラピカからは旅団に手出しをしません。

旅団(after)

 パクノダが効いていますね。これぞ真の死後念と言ったところでしょうか。
 ノブナガもメモリーボムもらってるしスクワラを殺して溜飲が下がってる・・・かな?
 性格がドライな面子が多いのと、基本的に旅団は団長ファンクラブなのでクロロが言えば折れると思います。
おとめちくね
 で、
 そのクロロですがクラピカを殺す、またはゾル家を雇って殺させる気はないように思えます。ヒソカ対策を優先したかもしれませんが、勝った直後にカキンのお宝いただこうとシャルナークに呼びかけてるので。
 つまり、クロロはクラピカのことは気にしてないようです。

 そんあわけでとりあえずクラピカと旅団の再会があっても、即有事は無いでしょう。
条件が整えば一時的なクラピカ=旅団の共闘はある。
 色々な意見はあるかと思いますが、展開としては充分に有り得ると思います。


 ・・・なんというか再接触自体はあると確信しています。
 現在、旅団とシャ=ア家はフィンクス組がどう返答するか分からない状態ですが、食堂の件だけでも他勢力から見れば『旅団とシャ=ア家は密約を結んでいる』と見られてもおかしくない状態です。
 チョウライとオイト(ワブル)は交流があるので、クラピカはシュウ=ウ家に与していると言ってよい状態です。
 両家の組長の王位継承戦についての考えは分かりませんが、ケツモチのチョウライとルズールスはピリピリしてる状態ですね。なんにせよ、旅団とクラピカの接点が生まれる可能性は週ごとに増えています。
 そのときに備えるためにリスト化してみました。

旅団とクラピカの間にあるわだかまりリスト
旅団側
 
・ウヴォーの遺言(団員の情報を教えずに「くたばれバカが」と言って死んだこと)
・チェーンジェイルの存在そのもの。
・ノブナガの怒り(『卑怯な罠』じゃないと知れば納得するかも?)
・ヒソカと通じていたが、今もそうなのか。(旅団視点だと、シャルトピの件も含めて共闘中と懸念されてもおかしくない)
・今も肩書きが賞金首ハンターってことは、まだ殺りあう気なのか。



クラピカ側
・クルタ族を虐殺した時、クロロはリーダーだったかどうか。

・シーラ(追憶編)と、シーラが残したあの本と旅団または流星街の関係。
・なんで流星街が真の首謀者みたいな痕跡を残したのか、あるいは事実か。



 あっ、記事を書いてて旅団側がクラピカに心を許せる方法を思いつきました。
 クラピカが幻影旅団に入る。
 団員同士のマジギレ禁止なので、みんな安心ですね! ……うーん無いか

 長い記事となりましたが、読んでいただきありがとうございました。

2018年3月25日日曜日

フランクリン悲しみのぼっち飯・・・!てゆーか旅団編だこれ!!【ハンターハンター379話感想考察】

 クロロ「ヒソカの首を獲ってこい・・・!!」(377話)
 かーらーのー食堂待機!
 そりゃ他の客は動揺しますよ。どうしてビジュアル系リーダーの命令を聞かないのとか、あの量で腹は満たされるの、とか。
 『ヒソカから喧嘩売ってきたんだから待ってりゃいいじゃん』という多数の読者の声を体現してくれたフランクリンですが、岸辺イットクにステーキ見せつけられたりと笑い・・・じゃなくて哀愁を誘います。
 そしてフィンクスフェイタンノブナガの仲良しトリオの珍道中はとうとうフロアボス部屋に辿り着いたという、幻影旅団編の様相を呈してきました!

合理的で冷静なフランクリンから見る幻影旅団という組織
 ヨークシンで分裂しそうな時でも、皆を納得させた上で最良の策をとったイケメンフランクリン。副団長視するのは私だけではないと思います。

 組織は副将次第と言ったのは蔵馬でしたっけ。
 ヒソカ待機という最適に思える選択肢を選びましたが、だーれも乗っかってきません。
 団長を含めて常に自由。
 良くも悪くも旅団は組織ではないということですね。

◆モレナの能力は船内限定? 船外には行かないというセリフを勘ぐり。
ルイーニ―の能力が何やら、脱獄を企む囚人みたいだなと思いました。牢獄に隠し通路を作ってコソコソと何かをしている。でもそれが看守にバレたら駄目という何やら可愛げのある縛り。行ったことのある場所限定ですが『建造中に第一層に立ち入りしたことがある』という可能性も無きにしもあらずでしょうか。
 それと、ルイーニーって死体を運べるみたいだけど、生きた人間と同行できるの? 出来るとしたら何人? 気になりますね。
 あとモレナの『恋のエチュード』ってヤバイ能力ですよね。ロヒンギャやシリアの難民の報道を見てると・・・・ねぇ? 口には出来ない不謹慎なことを考えてしまうわけですよ。なので、船内限定の制約かモレナに重い誓約が課せられてるかも、と思ったりしました。

◆舌なめずり・・・これはエロ要員!!!!!
 モレナ一家のカシュー。
 冨樫先生の舌なめずり描写といえばビゼフ長官を思い出します。

要するに性欲描写です。
 捜査側、つまりミザイとカシューの情事が期待されます! 国王軍も捜査側? 知らないな―。

◆自由な旅団と、均衡を重んじる組織。何も起こらないはずがなく・・・
 オウ=ケンイはヒソカ情報に懸賞金1000万をかけるなど、損得勘定に長けてる感じですね。金で動く人間は信用できるといったところでしょうか。
 だから念の情報を無料で提供するフィンクスが許せない。無料で念情報が広まったら均衡も何もありません。キルアならランクSのカード2枚を要求してますね。

 次週、フィンクス組と組んだとしても互いが互いを信用しない中で何が起きるのか?
 モレナ一家の気になるあの娘の能力は?
 マチ大丈夫?
 そして・・・
 奇跡の11週連続掲載予告はあるのでしょうか!?楽しみですね。

2018年3月17日土曜日

レベル表記による指標採用か? 急がれるモレナの解析、考察。テータの傷の真相【ハンターハンター378話感想】

 全読者の念願と言っていいでしょう・・・
 ノブナガの円が炸裂しました!!
 やった!!!
 ただ4メートルの円から一瞬で消えることが強いかというと、うーん・・・どう反応すればいいの? フィンクス、フェイタンのようにスルーが優しさなのでしょう。GIの頃から仲良いですねこの二人。
 そしてレベル表記ですよ。
 キャラ多すぎ、念能力者多すぎ、なんかよくわかんない。
 そんな一般読者に優しい指標となると予想します。あと二線の傷で気になることが・・・。

モレナ=プルード 能力名:恋のエチュード(サイキンオセン)
 モレナ(メンバーゼロ)の唾液を通じて発症者(メンバー)が増殖していく(モレナを含めて最大23名)
 発症者(メンバー)は人を殺すとレベルが上がりオーラの総量、威力が増していく。
 レベル20を超えると独自の能力が発現する。
 レベル100に達するとその発症者(メンバー)も0患者(メンバーゼロ)となり独自の感染集団(コミュニティ)を形成できる様になる
 一般人はレベル1、(念)能力者はレベル10上がる。王子を殺せばレベルが50アップ
 唾液なら別にキスする必要無いのでは? インスタントラヴァーと違うでしょ――なんて野暮なこと言うのは禁止です。

◆恋のエチュードは、他の誰かから感染したものなのか?
 モレナ固有の能力だと思います。
 王位継承戦まで能力を秘密にして温めていたとか、そんな感じで。
 バレたら対策されるのが念能力ですからね。二十万の贄でレベルカンスト余裕でしょうか。レベルキャップがあるかどうか分かりませんが。
 感染源が別に存在する可能性もありますが、ただその論拠は、レベル100に達したら0に転生するというのだったとしたら、それオーラの総量もリセットされるのか、とか色々と分かりづらかったり・・・。王子殺害ボーナスを後付けの制約と誓約によるものと見ても、うーんどうでしょう。
◆『レベル』という分かりやすい強さ。
 バトルが無い展開で、強さの見える化というのは冨樫先生にとっても悩みどころだと思います。
 クロロ(たち)を野生の火竜とか、ハルケンたちのパーティフォームが最強クラスと表現しても、ちょっと伝わりづらい。
 そこでレベルですよ。
 感染者から準レギュラーを出して、そいつに凝なり、独自能力なりでレベル鑑定をさせる。
 「オーラ総量」という体術を抜いた指標がポットクリンに通じる程良い曖昧さなので。

 たぶんこの娘がね、クロロを見て「うわーレベル1300だー」とかね、超ビビるんですよ。
◆気になる殺し方の幅。ミサイル等もカウントされるのか?
 銃器はカウントされると思うんですが、大陸間弾道弾とかはどうでしょう。貧者の薔薇は? 謎は深まります。

追記:最初はレベル1なのか? それともレベル0なのか?(判明次第、更新します)
 これなんですが、ちょっと断言できません。

Lv1スタートだと殺害グループは3人です。
 KILLスコアはルイーニ―19人、カシュー0人、未登場の不明キャラ1人。
 これで倉庫番1人殺して、表記の「Lv21」です。
Lv0スタートだと殺害グループは2人です。
 スコアはルイーニ―20人、カシューは事前に何処かで1人。
 倉庫番を殺して、表記の「Lv21」、カシューは「Lv1」となります。
●・・・個人的にはLv1スタートだと思います。単純にLv0スタートって凄い分かりづらいというか、ゲーム好きの冨樫先生らしくない判断と思うんですよ。
 ゲームにおけるLv0って知る限りでは死亡状態です。ウィザードリィで言うところのエナジードレインを喰らいまくってLv0で死亡。なので、うーん・・・モレナの傷の描き忘れもありますし、イージーミスじゃないかなぁ・・・単行本待ちですかね。

 ――ところでルイーニ―(スティッキーフィンガーズ)がノブナガフィンクスフェイタンに憧れていて『一緒に世界をぶっこわそうぜ~』と心の中でを誘ってますが、これは旅団が、後にLv100となったおっさんと幸せなキスをして感染ということで宜しいでしょうか?
 あとフィンクスの腕ぐるぐるとスティッキーフィンガーズが組めば割と強いんじゃないかなと思いました。腕回してから隠れて、そしてトイレ待機。


意外とショボかったテータちゃんの傷の真相か? 王家の二線者
>二線者(にせんもの)。"二線級" "偽物"に由来し正当な後継者になれない国王の子孫を指す。産まれると同時に二枚刃で顔を裂かれ一生表舞台に姿を見せない事を条件に生存を許された。

 三人の二線者が登場しました。古傷ではないっぽいので、定期的に切られてるんでしょうね。
 そしてツェリ念獣がテータにつけた傷も二線です。
368話
 なんだかんだで船編レギュラーはツェリなので、このあたりも見どころになりそうですね。テータが、モレナとケツ持ちツェリの関係をこの「二線」を通じて解説するわけですよ。
 何が言いたいかというとテータは長生きする!これです。
 マフィア勢揃いで裏社会に詳しい若頭クラピカの見せ場も増えそうですね。

 一見、話がゴチャゴチャしているようで現在の主役クラピカと悪役ツェリに帰結しているあたりは安心して読めますね。

2018年3月16日金曜日

「ツベッパ入浴! 七瀬ふたたび」今週の人気嘘バレ

嘘バレは誇るべき文化である。
今週も数多の嘘バレが投下され、そして情報の海に消えていきました。
通称「七瀬ふたたび」(2018/03/15(木) 18:04:54.65)


No.378 指示

1011号室
フウゲツ(わかったことは3つ…!!)
フウゲツ(①入り直すことは出口の蓋を閉めなければ可能)
フウゲツ(②出口の蓋を閉めてしまうと不可能…)
フウゲツ(そして③出口の蓋を閉めると入り口の扉も消える…!!)
フウゲツ(本当は出口側から入り口側の場所を変更できるかも調べたかったけど…)
フウゲツ(今日はここまでかな…)
フウゲツ(…でもこの魔法(チカラ)は使える!! カーちんを救える!!)
フウゲツ(ありがとう神様…どうか…どうか私たちを…)
祈るフウゲツ。目の前に扉が現れる
フウゲツ(!!!)
フウゲツ(また出た…!! どうして…?)
フウゲツ(一日一回じゃないとすると…魔法が使える時間が決まっている…?)
フウゲツ(それとも移動距離によって回数が変わるのかな…?)
フウゲツ(…考えてばかりいても仕方がない!! 一つ一つ試していかないと!!)
フウゲツ(今度も出口は入り口の横!!)
中に入るフウゲツ。通路を進み蓋を開ける
フウゲツ(…あれ?)
フウゲツ(ここは…廊下!? どういうこと!?)
フウゲツ(とにかく見つからないうちに戻らないと…)
ベレレインテ「ハーイ」
穴から顔を出すフウゲツを覗き込むベレレインテ
フウゲツ「!!!!」
ベレレインテ「ごめんなさい驚かせるつもりはなかったんだけど…」
ベレレインテ「あなた 第11(フウゲツ)王子ね」
ベレレインテ「大丈夫アタシはあなたの敵じゃないわ どちらかといえば味方よ」
ベレレインテ「それはあなたの能力?」
コクリと頷くフウゲツ
ベレレインテ「それは昔からのもの?」
フウゲツ「…違うわ…昨日から…かな…?」
ベレレインテ(おそらく念獣そのものの力か強い念にさらされたことで発現した能力…!!)
ベレレインテ「"念"のことは知っているかしら?」
首を横に振るフウゲツ
ベレレインテ「そう…なら知っておいたほうがいいわ アタシが教えてあげる」
フウゲツ「?」

4日目 AM6:45

1005号室
入浴するツベッパ
脱衣所で控えているロンギに話しかける
ツベッパ「ロンギ」
ロンギ「はい 何でしょうか?」
ツベッパ「そこにいるのはあなただけね?」
ロンギ「はい」
ツベッパ(安心はできないけれどここならブッチに聞かれず話せる)
ツベッパ「1014号室の件マオールから聞いたわ」
ツベッパ「それで…あなたたちの見立ては?」
ロンギ「はい 少尉はサトビかムシャホが暗殺者ではないかと考えています」
ツベッパ「根拠は?」
ロンギ「あの場での少尉の意見に前者は同調したこと 後者は沈黙したことです」
ツベッパ「続けて」
ロンギ「ミュハンの死亡が明らかになってすぐ少尉はクラピカらによる陰謀を訴えました」
「そして真っ先に同調し国王軍への通報に賛成したのがサトビです」
「もちろんあの状況でハンターによる犯行を疑うことは不自然ではありません」
「しかしサトビは少々おかしなことを言いました「全て嘘か」と」
「状況から見て念の存在自体は疑う余地がありませんし」
「仮に講習のことを指しているにしても念を使えるという第1(ベンジャミン)王子の私設兵が異を唱えていない以上」
「これまでの講習内容に矛盾はないと考えられます」
「その中で「全て嘘」と発言することは講習を中止にしたい意図があるのではないかと推察しました」
「加えて第7(ルズールス)王子には3人のハンターが護衛についています」
「あの場でハンターを敵に回すような発言を繰り返すことで警護に支障が出ることをサトビが想像できないはずがありません」
「それでも一貫して少尉の意見に同調していたため何か裏があると考えた次第です」
ツベッパ「わかったわ ムシャホのほうは?」
ロンギ「ムシャホは第5(スィンコスィンコ)王妃の兵隊長として第8(サレサレ)王子陣営で重要な役割を担っています」
「しかし彼は今回の騒動はおろかこれまでずっと沈黙を貫き 注目されることを避けているように感じます」
「発言によって標的にされることを恐れているのかもしれませんが」
「進むか引くかという重要な局面においてもその姿勢を崩さなかったため不審に思いました」
ツベッパ「成る程ね。ほかに怪しい人物はいるかしら?」
ロンギ「やはりベレレインテでしょうか ハンターの1人ですがいくら任務に忠実とはいえ言動に少し疑念を感じます」
ツベッパ「クラピカやビルというハンターはシロと考えているのね?」
ロンギ「はい もし彼らが暗殺者であるならばより簡単でより合理的な方法をとるはずです」
ロンギ「わざわざ念の存在を開示し講習会を開くなどという回りくどいことはしないでしょう」
ツベッパ「ありがとう 今日も頼むわね」
ロンギ「は!」
ツベッパ「それともう一つ」
ロンギ「…何でしょう?」
ツベッパ「あなたたちがサトビやムシャホに感じたことをマオールやあなたに当てはめて考えている者がいるかもしれないわ」
ツベッパ「くれぐれも気をつけなさい」
ロンギ「はい」

1007号室
サトビとルズールスが話している
サトビ「第7王子(ルズールス)様行動を開始するなら今です!! まだ晩餐会に間に合います!!!」
ルズールス「でもあの作戦に一番反対していたのはお前じゃねーか」
サトビ「この船に乗り考えが変わりました もうハンターは信用なりません」
サトビ「動くなら早いほうがいい!!!」
ルズールス「まあお前がそういうならそうなんだろうな…よし! 準備は頼んだ」
サトビ「はっ!!」
サトビの背中にムカデのような念獣が張りついている
隣の部屋の二段ベッドで寝るハンターたち
上で横になるハンターがバショウに声をかける
「おいバショウ」
バショウ「…わかってる 思い通りにはさせない」

ヒュリコフ「ヒュリコフです これから1014号室に向かいます」
バルサミルコ「了解」
ヒュリコフ(まったく…裁判所の所為でベンジャミン様もマイト曹長も拘留措置 厄介なことになったな)
扉を開けるとビデオカメラを持ったスーツ姿の女性が立っている
ヒュリコフ「?」
ナイアー「あなたがヒュリコフね 私最高裁判所特別査察官のナイアーと申します」
ナイアー「裁判所決定によりあなたに同行させていただきます」
ナイアー「当然ですが拒否権はありません ご了承ください」
ヒュリコフ「あーハイハイ 了解です」
ヒュリコフ(この女…念が使える…!!)
ヒュリコフ(オーラの流れからみて具現化系!! カメラを具現化する能力か…)
ヒュリコフ(ククク…まったくオレはツイてるぜ!!)

部屋の外で話すクラピカとベレレインテ
クラピカ「…それで第11(フウゲツ)王子に念を教えることになったのか」
ベレレインテ「そうよ 頼まれたから 断る理由がないわ」
クラピカ「……」
ベレレインテ「あなたが危惧していることはわかるわ」
ベレレインテ「王子と不用意に接触することで取り込まれることも考えられるし」
ベレレインテ「第13(マラヤーム)王子の念獣を刺激してしまう恐れもある」
ベレレインテ「ハンターが王子に直接指導することで均衡が崩れてしまうかもしれない」
ベレレインテ「でもそれって些細な問題じゃない?」
ベレレインテ「困っている人がいて助けを求めている 手を差し伸べるべきだわ」
ベレレインテ「もちろんデメリットだけじゃない ちゃんとメリットもある」
ベレレインテ「あなたが下位王子の結束を目指しているのは知ってる」
ベレレインテ「護衛の中にハンターがいない第11(フウゲツ)王子を孤立されないためにも接触を続ける必要があるわ」
クラピカ(確かにベレレインテの言う通り下位王子の結束を強めこれ以上犠牲を増やさないことが最優先!!)
クラピカ(第11(フウゲツ)王子がうまく念を使えるようになれば抑止力にもなりうるか…)
クラピカ「…わかったそちらの対応は任せる」
ベレレインテ「ありがとう 報告は欠かさないから」
廊下を歩いてくるマオールとロンギ
ベレレインテ「あら? 結局講習へは参加するのね」
マオール「フン これは最重要任務 端からやめる気などない」
マオール「それより今から参加者を追加することなどできるのかな?」
クラピカ「? 上限は2名までという条件のはずだが?」
マオール「我々のことではない」
親指で後ろを指すマオール
ヒュリコフとナイアーが近づいてくる
クラピカ「ヒュリコフ これはどういうことだ?」
ヒュリコフ「ああ こいつ…いやこの方は…」
ナイアー「ナイアーです 最高裁判所より参りました 説明は私から」
ナイアー「昨日より第1(ベンジャミン)王子及び第2(カミーラ)王子の護衛について外出時の監視員帯同が義務付けられました」
「それに伴いヒュリコフさんが参加する講習会に私も同行することになりました」
「またこちらで発生した殺人事件の捜査の一環として講習会の様子を撮影させていただきます」
「これは最高裁による正式な決定であり入室の拒否はできません」
「ただし何かご不満な点があれば裁判所に申し立てを行うことは可能です」
「勿論その場合でも申し立てが正式に認められるまで室内への同行は続けさせていただきます」
「よろしいですね?」
クラピカ(…要するに最初から拒否する権利などないということだな)
クラピカ(いいだろう!!!)
クラピカ「承知しました 一つ質問をいいですか?」
ナイアー「何でしょうか?」
クラピカ「あなたは念を使えますか?」
ナイアー「…使えます」
クラピカ「ならば我々の講習に協力していただくことは可能ですか?」
ナイアー「…規定により特定の王子とその陣営に対して私たち査察官が協力行動をとることはできません」
ナイアー「当然ですが理由なく妨害することもありませんのでその点はご安心を」

皆の前に立つクラピカ
ナイアーがビデオカメラで記録を始める
クラピカ「…それでは昨日の続きから始めてくれ」
クラピカ「ヒュリコフ ベレレインテ頼む」
各自オーラに集中する
ナイアーのほうを確認するクラピカ
クラピカ(今のところ不審な動きはないが…あのカメラが彼女の能力と関係していることは明らか)
クラピカ(最高裁判所がわざわざ講習会を中止に追い込むようなことをするとは考えづらいが…)
クラピカ(能力によっては続行が不可能になることも充分考えられる)
クラピカ(注意が必要だな)
謎の声が話す
???(裁判所による監視…これは予想外だったな)
???(まああの女がどんなことを企んでいようと関係ない)
???(オレは確実に 一人ずつ 仕留めていくだけのこと!!!!)
ナイアー(さあこの状況でも殺しを続ける? それとももう諦める?)
ナイアー(どちらでもいいわ 私の"七瀬ふたたび(ビデオガール)"で見つけてあげる)

そもそもこの話を始めたきっかけは何か…平昌五輪ですね。確かに今2018年です。マジです <義博>


◆『無さそうだけど、あるかもしれない』
 このギリギリを突いたバレに多くの方が騙されました。
 「七瀬ふたたび」というの筒井康隆作品のタイトルです。冨樫先生が筒井康隆のファンというのは、知ってる方が多いと思います。猛者が集うバレスレなら、おそらく常識レベルでしょう。だからこそ信じたくなったのかもしれません。
 ツベッパのヌードに需要は無いけど、冨樫先生の作画傾向に『初期作画の簡略化、また気に入ったら美形化』がありまして、これを知ってる方が見てみたくなったのだと推測します。ツベッパのヌードを。

2018年3月10日土曜日

【まさかのシズク生存】旅団集結!これは全員で暗黒大陸入りか?【ハンターハンター377話感想】

 妙に美々しいクロロがなんか笑えますね。
 あとカルトも何か明確なモデルが居そう。

 そしてシズク生存ですね。まーさーかーの、ですよ。

 てっきりね、暗黒大陸編に向けた万能キャラクター処分祭りでヒソカに殺されたものと・・・。
 コルトピほどじゃないけど、毒を吸い出す、最後に吸い込んだもの(輸送用の巨大な箱もイケる?)を吐き出せす等、有能ですからね。現在の物語軸であるクラピカ(クルタ族)との絡みも無い、旅団後期メンバーだし。
 メタ視点ばかりで申し訳ないですが、ラブリーゴーストライターも消えてますからね。そんな冨樫先生に消されなかったということはですよ?

 シズクは最終巻の最終話まで生き残る。

 そう断言して良いと思います。思っとけ。
死ぬと宣言することで死亡フラグ回避

◆??「ネオンは生きてる!」
 ただ『ネオンが死んだ』と断定するのは早いかもしれません。
クラピカは部下(リンセン)に『ボス』と呼ばれていますが、肩書は若頭となっています。そしてクラピカは新能力を習得したばかりです。
クロロの栞の『新たな厄介な制約』が、ネオンにスチールチェーン(イルカ)を刺すことで奪い返す隙を与えたかも?
 実質的なボスはクラピカで、肩書としてのボスは変わらずネオンである。

 よって、ネオンは生きてます。
 ・・・うん、書いてて何やら生きてる気がしてきた!!

◆真実味を帯び始めたベレレインテ=変装したヒソカ説
 最初は『デカいから』『語尾が💛でヒソカっぽい』と冗談交じりに言われていたヒソカ説ですが、どうも笑えなくなってきた感があります。色々とありますが・・・
 ベレレはマラヤームの念獣のせいで自由行動が可能になった。
 これはトリックスターの活躍フラグではないか? そう思えてなりません。

◎旅団はそのまま仲良く暗黒大陸の旅へ
 旅団は第一層まで楽々行けるけど、行かない。
 ベレレ=ヒソカかどうかはともかく、テレビを見ないヒソカも船には乗ってると思われる。
 イルミもあからさまに怪しい。

 でもバトルは無い気がします。

 なんというかですね・・・死んだのがシャルトピだけで他は生きている、特にシズクが生きてるのが個人的に衝撃すぎて、なんかもう逆に誰も死なないと思えてきました。
 なんだかんだで物語はまだ見ぬ暗黒大陸の準備段階であって、そこで旅団を活躍させるんじゃないかなあ・・・と。

 そんなわけで今後、旅団の誰かが死んだらこの記事は黒歴史確定です。